【全国学力テスト】大分県、全国平均超え小学校数ほか公開

 大分県教育委員会は9月1日、平成27年度全国学力・学習状況調査結果(全国学力テスト)の結果を公表した。平均正答率とともに、県内の小中学校で全国平均を超えた学校数、各市町村別の平均正答率を一覧にして公開した。

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 大分県教育委員会は9月1日、平成27年度全国学力・学習状況調査結果(全国学力テスト)の結果を公表した。平均正答率とともに、県内の小中学校で全国平均を超えた学校数、各市町村別の平均正答率を一覧にして公開した。

 同県の小学6年生は、算数Bを除いた教科で全国平均を上回った。国語Aの平均正答率は71.5%で全国平均を1.5ポイント、国語Bでは66.7%で1.3ポイント上回った。算数Aの平均正答率は76.7%で全国平均を1.5ポイント上回り、算数Bでは44.6%で0.4ポイント下回った。理科は全国平均を2ポイント上回る62.8%だった。

 中学3年生は、国語Aの平均正答率は75.9%で全国平均を0.1ポイント上回ったが、ほかの教科は全国平均を下回った。国語Bは全国平均より0.2ポイント下回る65.6%、数学Aは1.4ポイント下回る63.0%、数学Bは2.2ポイント下回る39.4%。理科は0.1ポイント下回る52.9%だった。

 県内の全国平均正答率をすべて超えた学校(公立)は、小学校274校中88校で、平成26年度と比較して0.6ポイント上昇した。一方、中学校では、128校中26校で、平成26年度より13.8ポイント減少している。

 市町村別の平均正答率は、各市町村教育委員会の同意を得て公表。小学校6年生で豊後高田市、宇佐市、日出町、大分市、九重町で全教科が全国平均を上回った。竹田市は小学6年生の理科を除く教科と中学生全教科で全国平均を上回った。
《田中志実》

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