子どもが病気になったら…母親の7割「仕事を休む」

 医師・病院検索サイトのドクター・オウチーノは、首都圏在住の既婚女性に「子育てと病院」に関する調査を実施。約8割が子どものかかりつけの医師を決めており、子どもが病気になった場合は7割の母親が「仕事を休む」と回答した。

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  • 子どもを病院に連れて行く頻度
  • 子どもを病院に連れて行くときに困ること
  • 仕事がある日に子どもが病気になった場合、どう対処しているか
 医師・病院検索サイトのドクター・オウチーノは、首都圏在住の既婚女性に「子育てと病院」に関する調査を実施。約8割が子どものかかりつけの医師を決めており、子どもが病気になった場合は7割の母親が「仕事を休む」と回答した。

 調査東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の首都圏在住の20~39歳の子どもがいる既婚女性534人を対象にインターネットによるアンケート調査を実施した。

 子どもを病院に連れて行く頻度について聞くと、「月に1回程度」が30.5%、「2、3か月に1回程度」が30.3%、「2週間に1回程度」が12.5%、「週に1回以上」が5.4%。月に1回以上病院に連れていくという人は48.4%と約半数となった。月に1回以上子どもを病院に連れて行く人は、専業主婦で44.8%、ワーキングマザーは54.1%だった。

 「子どものかかりつけ医」について聞くと、「いる」と回答した人は79.0%、「いない」と回答した人は21.0%だった。「いる」と回答したのは専業主婦で77.4%、ワーキングマザーは81.5%だった。かかりつけ医を選んだ理由として、もっとも多かったのが「家から近いから」だった。具体的には、「保育園と自宅から一番近いから」「ネットで評判が良かったから」など。

 一方で「いない」と回答した人の理由は、「使い分けているから」という回答が最も多かった。具体的には「風邪で長引くことが多く、1か所では不安で3か所ほどの病院を回っている」「その時の症状や時間帯で一番合っている病院に連れて行くため」だった。

 子どもを病院に連れて行くときに困ることを聞くと、「待ち時間が長い」がもっとも多かった。ついで、「ほかの子どもから菌をもらう」「予約が取りづらい」「通いづらい・アクセスが悪い」など。

 ワーキングマザーに「仕事がある日に子どもが病気になった場合、どう対処しているか」を聞くと、「自分が仕事を休む・早退する」と回答した人が72.0%。ついで「両親・義理の親に頼る」が28.0%、「夫が仕事を休み・早退する」が13.3%、「夫婦交代で仕事を休む・早退する」11.8%、「病児保育を利用する」5.7%。

 「自分が仕事を休む・早退する」という理由を聞くと、「融通がききやすい職場だから」がもっとも多く、「旦那より自分の方が仕事の融通がきくから」「子育てに理解のある職場だから」などだった。
《田中志実》

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