【全国学力テスト】全国上位の石川県、全科目で平均3~8ポイント超え

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学力テストの結果
  • 学力テストの結果
  • 平均正答率の全国との差の変動(小学校、中学校の国語)
  • 国語科に関する児童への質問紙調査
  • 学習習慣に関する児童への質問紙調査
  • 各教育事務所の状況
 石川県教育委員会は、平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果概要を公開した。小学校、中学校の全科目で全国平均を上回り、都道府県別ではすべて4位以内に入った。また、4つの教育事務所ごとの平均正答率も公表している。

 調査を実施した石川県の公立学校数は、小学校が220校、中学校が91校。児童生徒数はそれぞれ小学校が10,276人、中学校が10,426人。

 小学校国語Aの平均正答率は74.4%で全国平均を4.4ポイント、Bは73.5%で8.1ポイント上回った。国語Aは前年度より0.3ポイント上昇した。算数Aは80.3%で全国平均を5.1ポイント、Bは50.4%で5.4ポイント、理科は66.7%で5.9ポイント上回った。都道府県別でみると、国語B、算数A、算数Bは全国2位、国語Aと理科が全国3位だった。

 中学校国語Aの平均正答率は78.1%で全国平均を2.3ポイント、Bは69.1%で3.3ポイント上回った。数学Aは67.8%で全国平均を3.4ポイント、Bは44.9%で3.3ポイント、理科は58.2%で5.2ポイント上回った。都道府県別に見ると、国語A、B、数学A、Bは全国3位、理科は4位だった。

 小学校国語の到達状況の傾向として「学年別漢字配当表に示されている漢字を正しく読む」ことは良好であるとし、「文章と図とを関係付けて自分の考えを書く」ことが不十分としている。中学数学では、「比の意味を理解する」ことは良好であるとし、「図形の証明を読み、発展的に考えて証明する」ことなどが不十分としている。

 児童生徒質問紙調査の国語科に関することでは、「授業で目的に応じて資料を読み、自分の考えを話したり書いたりする」という小学生は全国平均より4.8ポイント高い70.0%で、前年より約4ポイント増えている。「解答を文章で書く問題について最後まで解答を書こうとする努力をした」という中学生は、79.1%で、全国平均より2.7ポイント高く、前年より5.5ポイント増えている。

 学習習慣では、「家で自分で計画を立てて勉強している」小学生は66.4%で、全国平均を3.6ポイント上回り、前年より2ポイント以上増えている。一方で、「家や図書館でふだん(月~金)、1日あたり30分以上読書している」小学生は35.6%で全国平均を2.1ポイント下回り、前年より2.6ポイント減っている。

 「家で学校の授業の復習をしている」中学生は56.1%で、全国平均を4.1ポイント上回り、前年より2.6ポイント増えている。しかし、「学校の授業時間以外にふだん(月~金)、1日あたり1時間以上勉強をしている」中学生は65.5%で、全国平均を3.5ポイント下回った。

 学校質問紙調査では、「朝の読書など一斉読書の時間を週に1回以上設けた」小学校は96.4%、中学校は91.2%でどちらも全国平均を5ポイント以上上回っている。「ふだんの授業で情報通信機器を活用した学習(協働学習)や課題発見・解決型の学習指導を行った」小学校は全国平均と同等の66.4%だったが、中学校は全国平均より8.2ポイント下回る45.1%だった。

 概要では、小松、金沢、中能登、奥能登の4つの教育事務所ごとの平均正答率を公表。各教育事務所管内の市町ごとの平均正答率の程度もあわせて公開している。
《田中志実》

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