無料モニター校募集、授業支援システムschoolTakt公立小中へ独占販売

 ソフトバンク コマース&サービスは、総務省の「先導的教育システム実証事業」に採用された授業支援システム「schoolTakt(スクールタクト)」を、12月1日より公立の小・中学校を対象に独占販売すると発表した。合わせて1年間の無料モニター校も募集する。

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  • schoolTakt導入のメリット
  • schoolTakt導入のメリット
 ソフトバンク コマース&サービスは、総務省の「先導的教育システム実証事業」に採用された授業支援システム「schoolTakt(スクールタクト)」を、12月1日より公立の小・中学校を対象に独占販売すると発表した。合わせて1年間の無料モニター校も募集する。

 schoolTaktは、教育関連システムの開発・販売・運用を行うコードタクトが学校向けに開発した授業支援システム。パソコンやタブレット、スマートフォンなどデバイスを問わずに利用することができ、従来の授業スタイルを変えることなく導入できるシステムとして、2014年度から実施されている総務省の「先導的教育システム実証事業」にも採用されている。実証事業の中でも利用率が高く、学校現場での有用性が認められているという。

 パソコン、タブレット、スマートフォンなどさまざまなデバイスで利用することができるため、全員が同じ機種をそろえる必要がなくコスト面の負担も軽減できる。先生は自宅のパソコンで教材を準備し、学校にあるタブレットで授業を行なうことも可能。現在利用中の教材や写真をアップロードするだけで児童・生徒のデバイスに配布でき、動く教材も簡単に作成することができるなど、ITに苦手意識を持つ先生でも従来の授業スタイルを変えること無くスムーズに導入できるようになっている。

 また、児童・生徒の回答をリアルタイムに把握してアドバイスや添削をすることができるほか、「わかった/わからない」ボタンを児童・生徒が押すことによりどの時点でわからなくなったのか分析することも可能。

 児童・生徒がお互いのノートを共有したり同じノートで一緒に作業することもできるため、一斉授業や協同学習などさまざまなスタイルの授業でも導入できる。生徒の主体的な授業参加を促し、ひらめきや工夫を連鎖させることで児童・生徒同士の思考力や判断力を育むよう工夫がなされているという。

 schoolTaktの利用料金はオープン価格。合わせて、より効果的な利用方法の実現とさらなる機能改善を目的として、1年間無料で利用し感想や改善点をフィードバックするモニター校を20自治体、40校程度募集する。モニター募集に関しては、2016年1月31日までソフトバンクの専用ページにて申込みを受け付けている。
《畑山望》

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