早大と慶大の20-40代OB、希望平均家賃が高いのはどちら?

 オンライン不動産仲介の「ietty」は、早稲田大学と慶應大学の卒業生を対象に、「引越しニーズ調査」を実施。住みたい駅や希望条件、家賃帯など2大学を比較した。卒業後に住みたい駅の1位は早稲田大学、慶應大学ともに恵比寿で、母校近くの早稲田や三田なども上位に入った。

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早稲田大学・慶應大学卒業生の住みたい駅ランキング
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 オンライン不動産仲介の「ietty」は、早稲田大学と慶應大学の卒業生を対象に、「引越しニーズ調査」を実施。住みたい駅や希望条件、家賃帯など2大学を比較した。卒業後に住みたい駅の1位は早稲田大学、慶應大学ともに恵比寿で、母校近くの早稲田や三田なども上位に入った。

 調査は、首都圏の引越しを希望する早稲田大学と慶應大学の20~40代の卒業生男女410人を対象に実施。住みたい駅ランキングでは、早稲田OBの1位は「恵比寿」、2位は「新宿」、3位は「早稲田」「高田馬場」となった。慶應OBの1位は「恵比寿」、2位は「田町」「三田」、3位は「中目黒」となった。早稲田大学の最寄り駅の「高田馬場」「早稲田」、慶應大学の最寄り駅の「田町」「三田」が上位に入り、卒業しても住み慣れた街を希望する傾向が見られた。

 希望条件では、早稲田OBは「静か」「通勤時間(20~40分)」「風呂機能(追い炊き、脱衣所、浴室乾燥)」が上位を占めた。慶應OBは、「通勤時間(20~45分以内)」「日当たり、キッチン(広さ)」「オシャレ・高級感、子育て(学区・公園)」が上位となり、具体的な希望では違いが見られた。早稲田OBは、「住人がうるさくないところ」「騒音が気になるので、駅からの距離、壁の薄さなどが気になる」。慶應OBは、「ホームパーティーなどが開催できるような場所」「ヒルズのスタバまで散歩できる距離が理想」という希望コメントも。

 希望家賃の平均は、早稲田OBで10万5,000円、慶應OBで11万4,000円と慶應OBのほうが9,000円高い結果になった。また、6万円以下を希望する早稲田OBは11.4%おり、慶應OBの4.6%より約2.5倍多くなった。また、26万円を超える高額の家賃帯では、慶應OBが2.9%おり、早稲田OBの0.4%と7倍以上の差があった。

 調査した「ietty」取締役の慶應OBは、「育ちの良い人が多いのでケチケチして古いところに住むよりもお金を払ってでも良いところに住みたい傾向はあるかもしれない」。さらに、事業本部長の早稲田OBは、「質実剛健な人が多いので、うわべだけ華やかな街や部屋に住むより人生を充実させるために必要十分な住まいを選択しているのかも」とそれぞれコメントしている。
《田中志実》

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