子どもの一人暮らし、反対した母わずか5%…心配は食生活

 子どもの一人暮らしについて、9割以上の母親が賛成していることが、「Hotto Motto(ほっともっと)」を展開するプレナスの調査で明らかになった。子どもが一人暮らしを始めるにあたり、母親がもっとも心配しているのは「食生活」であった。

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子どもが初めて一人暮らしを始めたときに心配だったこと
  • 子どもが初めて一人暮らしを始めたときに心配だったこと
  • 一人暮らしを始めた子どもに対して感じたこと
  • 子どもが初めて一人暮らしをするとき、どう思ったか
  • 一人暮らしを始めた子どもの普段の食事
 子どもの一人暮らしについて、9割以上の母親が賛成していることが、「Hotto Motto(ほっともっと)」を展開するプレナスの調査で明らかになった。子どもが一人暮らしを始めるにあたり、母親がもっとも心配しているのは「食生活」であった。

 調査は3月18日~22日、子どもがいる全国の女性500人を対象にインターネットで実施した。

 「子どもが初めて一人暮らしをするとき、どう思ったか」という問いでは、94.2%が「賛成した」と回答。「反対した」はわずか5.8%だった。

 「一人暮らしを始めた子どもに対して感じたこと」では、「希望に満ちた姿に心から応援しようと思った」が最多の48.8%、「自分のもとを離れることに寂しいと思った」48.2%、「大人になった姿に誇らしいと思った」45.2%と続いた。応援したい気持ちや寂しさが交錯する複雑な親心が反映されている。

 「子どもが初めて一人暮らしを始めたときに心配だったこと」は、「食生活(ちゃんとご飯を食べられているか)」がもっとも多い76.4%、ついで「健康(病気やケガ)」が72.8%。いずれも7割以上の保護者が不安に感じていた。

 「一人暮らしを始めた子どもの普段の食事」については、54.6%が「大丈夫そうだが、実態はわからない」と回答。「しっかりとした食事をとっていて安心」(16.4%)や「実家にいるときよりもちゃんとしている」(8.2%)という回答があった一方、「ろくな食生活を行っていない」と回答した保護者も19.0%いた。
《奥山直美》

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