神奈川県は7月16日、県内の理工系大学や企業とともに、中高生を対象としたサイエンスフェアを実施する。科学の不思議とともに、理工系の多様さや大学による特色の違いを体験できるイベント。申込み不要、入場無料。 「かながわ発・中高生のためのサイエンスフェア」では、進路選択を考える中学生や高校生が理工系の世界を体験し、将来を具体的にイメージする機会を提供する。 参加団体は、青山学院大学、麻布大学、神奈川大学、神奈川工科大学、関東学院大学、北里大学、相模女子大学、桐蔭横浜大学、東海大学、東京工業大学、東京工芸大学、東京都市大学、東京農業大学、日本大学生物資源科学部、横浜国立大学、横浜市立大学、神奈川科学技術アカデミー、味の素、東芝、三菱日立パワーシステムズ。 科学や理工系の実演・体験ブースを設置するほか、大学パンフレットの配布や進学相談などの理工系大学紹介コーナー、理工系分野を学ぶと将来どのような仕事に就けるのかなどを紹介するパネル展示を行う。 「ライフサイエンスを学ぶ」のブースでは横浜市立大学がインフルエンザウィルスを原子レベルで観たり、「電気・エネルギーの仕組み」では東海大学が発電の実演を行ったりする。そのほか、「生物を知る」「食を科学する」「光のちから」「安全な都市を考える」「宇宙の神秘」「暮らしを支える技術」といったブースを設置。20団体がそれぞれに実演や体験を行う。理工系の中にもさまざまな領域があり、大学による特色の違いもあることを実感できるという。 神奈川県Webサイトでは、平成28年度の実演・体験ブースの概要のほか、平成25年のサイエンスフェアの展示模様や会場のようすを映した開催映像を掲載している。◆かながわ発・中高生のためのサイエンスフェア日時:7月16日(土)10:00~17:30(最終入場17:00)会場:新都市ホール(そごう横浜店9階) 対象:中学生、高校生参加方法:事前申込み不要 入場料:入場無料