日本IBMメインフレーム・コンテスト2016、東大生ら3名が優秀賞

 日本IBMは10月25日、「IBM メインフレーム・コンテスト2016」受賞者表彰式を行った。優秀賞は、東京大学の小泉淳之介さん、大阪府立大学大学院の酒井学さん、九州大学大学院の渡邊一史さんが受賞した。

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IBM メインフレーム・コンテスト2016 受賞者
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 日本IBMは10月25日、「IBM メインフレーム・コンテスト2016」受賞者表彰式を行った。優秀賞は、東京大学の小泉淳之介さん、大阪府立大学大学院の酒井学さん、九州大学大学院の渡邊一史さんが受賞した。受賞者3名は今後、アメリカ・ニューヨークのIBM研究所の訪問や「メインフレーム」の見学ツアーに招待される予定。

 Master the Mainframe(メインフレームコンテスト)は、大型のコンピューターシステムである「IBM メインフレーム」に関する実践的なスキル習得を目指したプログラミングコンテスト。メインフレームの体験や理解を促進し、メインフレーム人材の育成を目的としている。参加者は個人のパソコンからアメリカ・ダラスにあるIBMメインフレームにアクセスし、ガイドに沿って3つのパートからなる課題に取り組んだ。

 日本で行われた「IBM メインフレーム・コンテスト2016」には、合計352名の生徒・学生が参加。コンテストの順位は、最終課題で作成するプログラムの品質で競われ、IBMのエンジニアがプログラミングの品質を審査した。

 優秀賞の受賞者は、東京大学教養学部理科一類の小泉淳之介さん、大阪府立大学大学院工学研究科の酒井学さん、九州大学大学院工学府航空宇宙工学専攻の渡邊一史さんら3名。特別賞は、早稲田大学の松永大輝さんと東京工業大学の小川愛理さんに決定した。小泉さんは、受賞に寄せ「メインフレーム特有の用語や概念、画面操作などに戸惑いましたが、密度の濃い説明を読む過程で多くの新しいことを学べて楽しかった」とコメントしている。

 「IBM メインフレーム・コンテスト2016」の参加資格は、日本国内に在住し、国内の高校、大学、大学院、専門学校に在学中の生徒・学生。応募条件は、受賞の際にプロフィールを公開可能なこと。7月11日から9月2日に参加を受け付け、7月25日から9月16日にコンテストを実施した。
《佐藤亜希》

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