大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は10月27日、研究力が高い大学ランキングを発表した。進路指導教諭へのアンケート調査の結果、「東京大学」がトップとなり、上位5位までを旧七帝大が占める結果となった。 研究力が高い大学ランキングは、全国の進学校(高校)2,000校を対象に進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを実施。各項目について5大学を選び、1位の大学を5ポイント、2位の大学を4ポイント、3位の大学を3ポイント、4位の大学を2ポイント、5位の大学を1ポイントとして集計し、ランキング化した。 ランキング1位となったのは、1,148ポイントを獲得した「東京大学」。2位には「京都大学」990ポイント、3位には「東北大学」463ポイントがランクイン。東京大学と京都大学は、3位の東北大学に倍以上の差をつけて、1位と2位に輝いた。 そのほか、4位「大阪大学」264ポイント、5位「名古屋大学」238ポイント、6位「東京工業大学」223ポイント、7位「九州大学」135ポイント、8位「東京理科大学」101ポイント、9位「慶應義塾大学」98ポイント、10位「筑波大学」89ポイントが続く。 上位5位までを旧七帝大が占め、九州大学も7位とトップ10入り。北海道大学も12位となっており、旧七帝大は7校とも研究力の評価が高いことがうかがえる。私立大学では東京理科大学と慶應義塾大学がランクインしているが、トップ10入りは逃したものの、早稲田大学が11位だったという。国立大学と同様、難関大学が上位となった。 ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆研究力が高い大学ランキング1位「東京大学」2位「京都大学」3位「東北大学」4位「大阪大学」5位「名古屋大学」6位「東京工業大学」7位「九州大学」8位「東京理科大学」9位「慶應義塾大学」10位「筑波大学」