肝臓・腎臓移植、子ども同士の移植を優先

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 厚生労働省の臓器移植委員会は10月31日、肝臓・腎臓の臓器提供者(ドナー)が子どもの場合は、子どもへの移植を優先することを決定した。優先する年齢区分は、肝臓が18歳未満、腎臓が20歳未満とする。

 肝臓・腎臓の臓器移植では、「親族優先」「血液型一致」「医学的緊急性」などから提供先を決めている。これまで臓器移植委員会では臓器移植希望者の選択基準などについて検討してきた。

 肝臓については、生体肝移植後の成績によると19歳以下の臓器提供者の生存率が有意に良いことなどから、18歳未満の臓器提供者から提供される場合は、18歳未満の移植希望者(レシピエント)を優先する。

 腎臓については、19歳未満の小児の透析患者は成長障害が著しく、透析をすることが成長障害の大きな要因となることや、18歳以下の移植腎は長期間にわたり良好な腎機能を保つことができることから、20歳未満の臓器提供者から提供する場合は、20歳未満の移植希望者を優先する。

 また、これまで1人の移植希望者に対して同時に2腎を提供することは明文化されておらず、運用が曖昧になっていた。検討の結果、臓器提供者が6歳未満の場合は2腎同時移植を可能とすることとした。
《工藤めぐみ》

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