ワンコインで愉しむ“本物”の味…重慶飯店、関東学院大へ学食出店

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人気メニューの「担々麺」500円(税込)。ゴマのまろやかな甘味が効いており、辛さが苦手な学生でも美味しく食べられる
  • 人気メニューの「担々麺」500円(税込)。ゴマのまろやかな甘味が効いており、辛さが苦手な学生でも美味しく食べられる
  • 関東学院大学店オリジナルメニュー「中華風ロコモコ丼」600円(税込)。セルフサービスのお茶は、ジャスミン茶だ
  • 開店前は仕込みで大忙し。厨房スタッフはみな、重慶飯店社員やパートが担当する
  • 本物の味が目の前でできあがる。アツアツ、たっぷり召し上がれ
  • 重慶飯店×関東学院大学 学食のようす。客席数は100席
  • 学内の学食と異なり、会計は食券で行う
  • 1番人気は「担々麺」500円(税込)。ごまのまろやかな風味と、ぴりりとした辛味が学生に好評
  • 利用する野菜は、神奈川県産にこだわった。店内看板には、生産者名や野菜の自慢ポイントを記す
 横浜中華街の老舗四川料理店「重慶飯店」が4月1日、関東学院大学金沢八景キャンパスにオープンした。重慶飯店別館・木暮浩三料理長が監修する味は本館・別館と同じ“本物”。学生のみならず、大学職員や地域住民にも好評だ。開店時間は平日午前10時~午後6時。土曜日も午前10時~午後2時で営業する。

 重慶飯店は、1959年に横浜中華街に開店した四川料理の専門店。4月現在、神奈川県を中心に12店舗を展開する、横浜中華街を代表する老舗だ。2016年には、関東学院大学から2017年4月に新設される金沢八景キャンパス3号館内への出店依頼があり、新しい試みとして大学内での新店舗展開を決めた。

 並ぶメニューは「担々麺」500円、「麻婆豆腐丼」500円のほか、関東学院大学店オリジナルメニュー「中華風ロコモコ丼」600円など、小鉢やスープを含め約17品。味は重慶飯店別館の木暮料理長が監修し、現場監督や指示は現在、関東学院大学店責任者の小野剛氏が担当している。小野氏によると、オリジナルメニュー以外は「どれも本館・別館と同じ味」。四季を感じられるような週替りメニューも用意し、学食らしさも追求したほか、学生が利用しやすいように価格はワンコインを目安に抑えた。野菜は神奈川県産にこだわり、食を通じ健康や栄養への理解が深まるよう工夫されている。

 関東学院大学広報課の石川祥子氏によると、学生からの反響は上々。日常使いはもちろん、学内の他学食「オリーブ」や同じく3号館にオープンした「学生食堂ローズ」と比べ少々高めな値段設定であることから、「たとえばバイトのお給料日やハレの日など、特別な日に使ってもらえると嬉しい」と語った。実際に、本館・別館には足を運んだことがなくても、県外から来た友人をもてなす際に利用している学生も見られるという。

 石川氏によると、重慶飯店に出店を打診した際、関東学院がもっともこだわったのは大学や横浜市への「愛着」を深められるような地元企業であることと、「横浜らしさ」を感じることができる店舗であること。重慶飯店の出店に伴い、石川氏は「長いようで短い大学4年間。国際都市横浜を代表する重慶飯店が学食を出していたことを懐かしく思い出せるよう、自分が通った神奈川県、横浜市に愛着を持つきっかけにしてもらえたら」と期待を述べた。

 重慶飯店の出店する学食「重慶厨房 関東学院大学店」所在地は、関東学院金沢八景キャンパス3号館1階。正門を入ってすぐ右手に見える建物内のため、アクセスも至便。一般者も利用可能。開店時間は、平日は午前10時~午後6時、土曜日も午前10時~午後2時。平日の正午~午後1時は学生が多く利用するため、混雑を避けるなら午後1時以降がよいだろう。大学職員も多く利用しており、土曜日には近隣観光に合わせ店舗を利用する客の増加も見込まれる。

 “本格派”でなく、“本物”の重慶飯店の味。行列に並ぶ学生の顔は明るく、「ちょっと辛い!」「美味しい」の声や「3日連続です」とするSNS投稿も多く見られた。大学は社会への最初の入口。豊かな食体験は、地域経済への興味や産学連携のヒントに繋がることだろう。

◆3号館1階 「重慶飯店」関東学院大学内のようす
関東学院大学金沢八景キャンパスを取材しました。横浜中華街にある老舗四川料理店「重慶飯店」とコラボした、新しい学食内のようすです。客席数は100席。一般の方も、利用できますよ。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


《佐藤亜希》

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