入選校・園には助成金と教材贈呈「ソニー教育助成論文」募集開始

 ソニー教育財団は、全国の小学校・中学校、幼稚園・保育所・認定こども園から「教育・保育の実践と今後の計画」をまとめた論文を募集する。より良い教育・保育の実践に取り組む入選校・園には教育助成金と教育教材が贈られる。

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ソニー教育財団「教育助成」
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 ソニー教育財団は、全国の小学校・中学校、幼稚園・保育所・認定こども園から「教育・保育の実践と今後の計画」をまとめた論文を募集する。より良い教育・保育の実践に取り組む入選校・園には教育助成金と教育教材が贈られる。

 ソニー創業者の井深大氏は、日本の発展のためには子どもたちの理科教育が重要だと考え、1959年に「ソニー小学校理科教育振興資金」の贈呈を始めた。ソニーは、50年以上にわたり全国の教育・保育の現場を支援しており、これまでの応募総数は1万2,000を超える。

 2016年度の「ソニー子ども科学教育プログラム」は220校の応募の中から、長野県諏訪市立中洲小学校の「『科学する心』を豊かに育む 自分づくり・ふるさとづくり」が最優秀校に、「ソニー幼児教育支援プログラム」は109園の応募の中から、大阪府の幼保連携型認定こども園深井こども園の「あそびの足跡 ~たどるとわかるあそびのふり返り~」と、奈良市立都跡こども園の「“もっとおもしろく”で広がる遊びの世界 ~夢中になって遊ぶ姿を見つめて~」が最優秀園に選ばれた。

 2017年度は8月1日~9月4日に小中学校を対象とした「ソニー子ども科学教育プログラム」において教育実践論文を募集、8月14日~9月11日には幼稚園・保育所・認定こども園を対象とした「ソニー幼児教育支援プログラム」で教育・保育実践論文の募集を開始する。応募は郵送のみで受け付ける。論文作成規定など、応募の詳細はWebサイトで確認できる。

◆ソニー子ども科学教育プログラム
対象:小学校、中学校
主題:「科学が好きな子どもを育てる」 ~「なぜ」を大切に、感性・創造性・主体性の育成~
審査委員長:御手洗康氏(元文部科学事務次官)
助成内容:最優秀校300万円、優秀校50万円、奨励校10万円の教育助成金とソニー製品
入選発表:2017年12月中旬にソニー教育財団のWebサイトで発表
※応募方法など詳細はWebサイトで確認できる

◆ソニー幼児教育支援プログラム
対象:幼稚園、保育所、認定こども園
主題:「科学する心を育てる」~豊かな感性と創造性の芽生えを育む~
審査委員長:小泉英明氏(日立製作所名誉フェロー)
募集期間:2017年8月14日(月)~9月11日(月)
助成内容:最優秀園100万円、優秀園20万円、奨励園5万円の教育助成金とソニー製品
入選発表:2017年12月中旬にソニー教育財団のWebサイトで発表
※応募方法など詳細はWebサイトで確認できる
《外岡紘代》

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