【大学受験2018】H30年度私大医学部の入学定員9,419名、うち地域枠は316名

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  • 平成30年度からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更認可申請一覧
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 文部科学省は10月16日、平成30年度(2018年度)からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更認可申請一覧を公表した。平成30年度の医学部入学定員は9,419名、そのうち地域枠による定員は49大学316名。研究医枠と歯学部振替枠の増員はない。

 平成30年度の医学部入学定員は9,414名と、平成29年度の9,420人より1名減少。学則変更認可の申請を行ったのは、岩手医科大学、自治医科大学、埼玉医科大学、順天堂大学、日本医科大学、関西医科大学、兵庫医科大学の私立大学7校。平成29年度からの実質的な増加は12名で、地域枠による定員増316名の中に含まれる。

 医学部の入学定員については、昭和57年と平成9年の閣議決定により7,625名まで抑制されてきたが、平成18年の「新医師確保総合対策」で医師不足が深刻な10県で各10名、平成19年の「緊急医師確保対策」により全都道府県について原則各5名の入学定員を増員。以降も「経済財政改革の基本方針2008」や「地域の医師確保の観点からの定員増(地域枠)」「研究医養成のための定員増(研究医枠)」「歯学部入学定員の削減を行う大学の特例による定員増(歯学部振替枠)」を実施してきた。平成19年度から平成30年度までに、臨時定員1,010名および恒久定員544名(新設による増員を除く)の計1,554名の増員が行われてきた。

 そのうち、「医師確保総合対策」と「緊急医師確保対策」による臨時定員317名については、平成29年度で終了するところだったが、平成31年度まで地域枠として再度の定員増を行うことが可能となった。平成30年度の地域枠では49大学316名増の予定で、そのうち再度の定員増によるものが304名、それ以外の定員増が4大学12名だった。

 地域枠の増員期間は平成31年度までの間となっているが、今後の取扱いは、その時点の医師養成数の将来の見通し、定着状況を踏まえて判断するという。
《黄金崎綾乃》

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