19歳の投票率は32.34%…衆院選全体を21ポイント下回る

 総務省は10月24日、第48回衆議院議員総選挙の18歳・19歳の投票状況を発表した。一部の投票区を抽出して投票率を調査した結果、18歳が50.74%、19歳が32.34%といずれも全体の投票率53.68%を下回った。

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第48回衆議院議員総選挙の18歳・19歳の投票状況
  • 第48回衆議院議員総選挙の18歳・19歳の投票状況
  • 第24回参議院議員通常選挙の18歳・19歳の投票状況
 総務省は10月24日、第48回衆議院議員総選挙の18歳・19歳の投票状況を発表した。一部の投票区を抽出して投票率を調査した結果、18歳が50.74%、19歳が32.34%といずれも全体の投票率53.68%を下回った。

 選挙権年齢が18歳に引き下げられて初めての衆議院選挙が行われ、10月22日に投開票日を迎えた。総務省は、全国4万7,741投票区の中から、188投票区(47都道府県×4投票区)を抽出し、抽出された投票区について18歳と19歳の投票率を調査した。調査対象となる18歳と19歳の有権者数は1万2,327人。

 調査の結果、投票率は18歳男性が49.70%、18歳女性が51.87%、19歳男性が32.10%、19歳女性が32.57%。男女別では男性が41.07%、女性が41.97%と大きな差はなかった。年齢別では18歳が50.74%、19歳が32.34%と19歳の投票率の低さが目立った

 平成28年7月10日に行われた第24回参議院議員通常選挙においても、投票率は18歳が51.28%、19歳が42.30%といずれも全体の投票率54.70%を下回った。

 なお、10月24日に発表された18歳・19歳の投票状況は抽出調査だが、今後は18歳・19歳全員を対象とした投票状況調査や、年代別投票状況調査が総務省より公表予定。
《工藤めぐみ》

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