4~11歳の好きなスポーツ選手は、1位にテニスの錦織圭選手、2位にフィギュアスケートの浅田真央選手と卓球の福原愛選手が同率でランクインしたことが、笹川スポーツ財団の調査結果より明らかになった。 「好きなスポーツ選手」に関する調査は、子ども・青少年のスポーツライフに関する調査の一環として、若年層の「好きなスポーツ選手」を2017年6~7月に実施。全国の市区町村に在住する4~11歳1,573人と12~21歳1,636人の有効回答を得た。 4~11歳の好きなスポーツ選手は、1位「錦織圭(テニス)」7.4%、2位「浅田真央(フィギュアスケート)」「福原愛(卓球)」各6.1%、4位「大谷翔平(野球)」5.3%、5位「本田圭佑(サッカー)」。錦織圭選手は2015年の前回調査でも1位を獲得している。 12~21歳の好きなスポーツ選手は、1位「錦織圭(テニス)」8.8%、2位「羽生結弦(フィギュアスケート)」5.2%、3位「大谷翔平(野球)」3.0%、4位「浅田真央(フィギュアスケート)」2.7%、5位「イチロー(野球)」2.6%。 学校期別にみると「錦織圭」が小学校期7.3%、中学校期8.1%、高校期8.5%、大学期9.6%、勤労者10.0%といずれの学校期においても1位であり、高い人気を集めた。 笹川スポーツ財団スポーツ政策研究所研究員の武長理栄氏は、「今回の調査では、前回の2015年調査と比べてランクインしている選手に変化がみられている。2015年調査ではサッカーや野球、フィギュアスケートの選手がおもにランクインしていたが、昨年は2016年のリオデジャネイロオリンピックで活躍した選手が上位にみられ、ウサイン・ボルト(陸上競技)や内村航平(体操競技)、水谷隼(卓球)といった選手の名前が挙がっている」とコメントしている。