【センター試験2018】得点調整なし可能性大…ベネッセ・駿台、河合塾が講評

 ベネッセ・駿台データネットは2018年1月15日、2018年度(平成30年度)大学入試センター試験について「問題講評(要約)」を公開した。河合塾も大学入試センター試験の問題を分析したうえで「総括コメント」を掲載。得点調整の可能性は低いとの見方を示した。

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ベネッセ・駿台「データネット2018」
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 ベネッセ・駿台データネットは2018年1月15日、2018年度(平成30年度)大学入試センター試験について「問題講評(要約)」を公開した。河合塾も大学入試センター試験の問題を分析したうえで「総括コメント」を掲載。得点調整の可能性は低いとの見方を示した。

 「データネット2018」では、教科・科目別の出題の特徴、難易度などについて、データネット委員会による分析・講評を報じている。1月15日に掲載された「問題講評(要約)」は、教科・科目別の問題講評の要約をまとめたもの。たとえば、国語は「評論で図に関する対話の問い、古漢で対話形式の問題文が出題。昨年よりやや易化」、英語(リスニング)は「実践的な英語力に加え、音声と文字情報の同時処理が鍵。難易は昨年よりやや難化」、世界史Bは「文章選択問題が増え、地図などの資料問題は減少。地域網羅性は維持された。難易は昨年並」と評された。

 ベネッセ・駿台模試と同傾向の問題の出題についてもまとめており、おもな類似問題を取り上げ、センター試験の出題傾向と対策を分析。センター試験の地理Aでは、オーストラリアにおける外国生まれの居住者の出生地別割合の変化を示すグラフから各地域を答える問題が出題された。第1回ベネッセ・駿台マーク模試でも、オーストラリアにおける外国生まれの人口と出生地・地域別割合の推移とその背景を扱う問題を出題していた。

 「データネット2018」は今後、1月17日午後3時以降に大学別動向や度数分布などを公開する予定。難関大動向では、北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学に加え、全国国公立大医学部医学科を取り扱う

 河合塾は2018年1月14日、大学入試センター試験の問題を分析したうえで「総合コメント」を作成し、公表した。志願者・受験者数や出題内容、各教科・科目の特徴などをまとめている。全体の出題傾向について、2017年12月実施の「大学入学共通テスト」の導入に向けた試行調査(プレテスト)での出題内容を意識したと思われる出題が、一部の教科・科目でみられたという。一例として、英語(筆記)や日本史Bなどの出題をあげている。

 河合塾による2017年1月16日時点のセンター試験予想平均点(確定版)は、5教科7科目(900点満点)総合で文系552点、理系で560点と予想。なお、得点調整が行われる可能性は低いとみている。

 河合塾は1月18日より順次、Kei-Net「大学入試センター試験特集」に国公立大全体概況や大学別学力分布、難関大学の志望動向などを掲載予定。
《黄金崎綾乃》

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