広辞苑第7版、しまなみ海道の説明「誤り」…岩波書店が訂正予定

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岩波書店 広辞苑 第7版
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 岩波書店より2018年1月12日に全国一斉発売された「広辞苑」第7版。第6版から10年をかけた大改訂を経て、1万語が新しく追加された。新しく追加された項目については、「LGBT」や「しまなみ海道」の説明が議論を呼んでいる。

 説明文が誤っているとの指摘を受けたのは、「しまなみ海道」に関する説明文。正しくは「大島を経由する」とすべきところ、「周防大島を経由する」と表記していた。これは山口県周防大島町の屋代島(通称、周防大島)と愛媛県今治市の大島を間違えて表記したもの。岩波書店はこの誤りを「報道の通り」だとし、「明らかな誤りだったため、訂正を考えている」と述べている。

 岩波書店によると、説明文をめぐり議論されている「LGBT」ということばについては、近く会社見解を発表する見込み。LGBTとは、Lesbian(女性同性愛者)、Gay(男性同性愛者)、Bisexual(両性愛者)、Transgender(性別越境者)の頭文字をとった単語で、東京レインボープライドによると、「セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつ」。広辞苑ではこれを「多数派とは異なる性的指向をもつ人々」としており、トランスジェンダーに関する説明が不足しているとの指摘を受けている。

 第7版の「広辞苑」に新しく収録されたことばは1万語。新しく追加する言葉は、日本語として定着していることば今後日本語として定着していくと考えられることばの基準に沿って選定している。第7版で追加された項目は、「白物家電」「卒乳」「キーマカレー」「クリアファイル」「庭前の柏樹子」「ふるさと納税」「マタニティー・ハラスメント」「ディープ-ラーニング」「はやぶさ」「(スティーヴ)ジョブズ」「富岡製糸場」「軍艦島」など。第7版については、岩波書店の「広辞苑」特設Webサイトで詳細を確認できる。
《佐藤亜希》

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