漢検を入試に活用している大学・短大は53.2%

 入試で日本漢字能力検定(漢検)を評価・活用している大学・短期大学は53.2%、文章読解・作成能力検定(文章検)は41.0%であることが、日本漢字能力検定協会が2018年1月31日に公表した調査結果より明らかになった。

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全国の大学・短期大学における「漢検」活用校数
  • 全国の大学・短期大学における「漢検」活用校数
  • 全国の大学・短期大学における「文章検」活用校数
  • 専修学校における「漢検」活用状況
 入試で日本漢字能力検定(漢検)を評価・活用している大学・短期大学は53.2%、文章読解・作成能力検定(文章検)は41.0%であることが、日本漢字能力検定協会が2018年1月31日に公表した調査結果より明らかになった。

 「漢検」資格活用状況調査は、全国の大学753校、短期大学316校を対象に実施したもの。「漢検」の入学試験などにおける活用状況調査は大学734校、短期大学309校の計1,043校より回答を得た。「文章検」の入学試験などにおける活用状況調査は、全国の大学753校、短期大学316校を対象に実施し、大学734校、短期大学309校の計1,043校より回答を得た。調査期間は2017年8月~10月。文部科学省の有識者会議により発表された「『検定試験の評価ガイドライン(試案)』について(検討のまとめ)」に基づいて実施された。

 大学・短期大学で漢検を活用しているのは621校(58.1%)で、このうち53.2%にあたる569校が2018年度入試において出願要件や点数加算などで入試に活用していた。活用状況を入試の種別に見ると、「推薦入試」349校がもっとも多く、「AO入試」339校、「一般入試」87校が続いた。

 評価・活用されているレベルは、「2級」「準2級」が多く、出願要件や試験免除、点数加算など入試の場面のほか、経済的援助や単位認定など、大学・短期大学に合格後にも評価・活用されていた。

 また、専修学校を対象に実施した調査では、1,519校のうち600校が漢検を活用していた。活用されている種類は、「経済的援助(受験料、入学金、授業料減免など経済的援助が受けられる要件の1つとする)」が251校、「合否判定考慮・参考(申請があれば入試時に参考にする)」250校であった。経済的援助の条件として活用されているレベルは、「2級」が87校、「準2級」が68校、「3級」が83校。

 文章検を活用している大学・短期大学は460校で、このうち41.0%にあたる438校が入試に活用。活用されている入試の種類は、「AO入試」276校、「推薦入試」252校が多く、このほか「一般入試」61校、「その他」27校、「指定なし」21校が活用している。

 漢字能力検定、文章読解・作成能力検定のWebサイトでは、資格を評価・活用している大学・短期大学、専修学校を検索できる。検索対象は、公表に同意した学校のみ。エリアや学校区分、学校名などから検索できる。
《外岡紘代》

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