就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズは2018年2月27日、「2019就活調査レポート」の第3弾「理系学生2万人が選ぶ、就職注目企業ランキング」を発表した。1位は「日立製作所」。理系学生は大手志向が強いことが明らかになった。 調査は、Vorkersの2019年卒生ユーザーのうち、理系2万6,557名、文系4万7,041名を限定し検索企業を集計したもの。 調査の結果、理系学生が注目している企業の1位は「日立製作所」。2位「エヌ・ティ・ティ・データ」、3位「トヨタ自動車」、4位「アクセンチュア」、5位「ソニー」、6位「野村総合研究所」、7位「キーエンス」、8位「三菱電機」、9位「デンソー」、10位「パナソニック」だった。 上位10社中、9社が日系大手企業であり、そのうちメーカーが7社を占めた。「ヤフー」35位、「楽天」55位、「DeNA」65位、「グーグル」69位と、ネット大手やネットベンチャーはいずれも30位圏外であった。上位30社もメーカーをはじめとした日系大手企業が多く、理系学生の大手志向が強いようすがうかがえる。 一方、文系学生の注目企業は、1位「アクセンチュア」、2位「キーエンス」、3位「東京海上日動火災保険」、4位「野村證券」、5位「オープンハウス」。上位5社のうち4社が、Vorkersの「20代成長環境」において4.5以上の高評価を得ている企業だった。◆理系学生2万人が選ぶ、就職注目企業ランキング1位「日立製作所」2位「エヌ・ティ・ティ・データ」3位「トヨタ自動車」4位「アクセンチュア」、5位「ソニー」6位「野村総合研究所」7位「キーエンス」8位「三菱電機」9位「デンソー」10位「パナソニック」◆文系学生4万人が選ぶ、就職注目企業ランキング1位「アクセンチュア」、2位「キーエンス」3位「東京海上日動火災保険」4位「野村證券」5位「オープンハウス」6位「三菱東京UFJ銀行」7位「全日本空輸(ANA)」8位「伊藤忠商事」9位「三菱商事」10位「電通」