しし座流星群が2018年11月18日、活動のピークを迎える。見頃となる18日未明から明け方にかけて、条件がよいところで1時間あたり5個程度の流星出現が予想されているほか、前後2~3日にも流れ星を見ることができそうだ。 しし座流星群は、テンペル・タットル彗星を母天体とする流星群。過去には激しい流星嵐が記録されており、明るい流れ星や火球と呼ばれるひときわ明るい流れ星が多いことでも知られている。 アストロアーツによると、予測極大時刻は11月18日午前8時ころと夜明け後。見頃は18日未明から明け方にかけて。月は18日午前0時ころに沈むため、月明かりの影響はほとんどないが、近年の活動が低調なため、見える流星は多くても1時間あたり5個程度となりそう。コニカミノルタプラネタリウムでは、「18日のピーク以外も前後2~3日間は同じ数だけ見られそう」と解説している。 ウェザーニュースによると、11月17日夜から18日明け方の天気は、全国的に曇りの天気が多く、東北や関東などでは観測が難しそう。北海道の東側では「バッチリ見える」、西日本や北海道の一部では「チャンスあり」と予想されている。 流星観察には、防寒対策が欠かせない。夜間は特に冷え込むため、防寒着や寝袋、防寒グッズなど、寒さ対策をしっかり準備する必要がありそうだ。