大阪市、中3対象「統一テスト」「チャレンジテスト」結果公表

 大阪市教育委員会は2018年11月29日、2018年度の「大阪市中学校3年生統一テスト」「中学生チャレンジテスト(3年生)」の結果概要を公表した。チャレンジテストの学力に関する調査で、大阪市の5教科の平均点はいずれも大阪府の平均点を下回った。

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2018年度大阪市中学校3年生統一テストの結果概要
  • 2018年度大阪市中学校3年生統一テストの結果概要
  • 2018年度中学生チャレンジテスト(3年生)の結果概要
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 大阪市教育委員会は2018年11月29日、2018年度の「大阪市中学校3年生統一テスト」「中学生チャレンジテスト(3年生)」の結果概要を公表した。チャレンジテストの学力に関する調査で、大阪市の5教科の平均点はいずれも大阪府の平均点を下回った。

 「大阪市中学校3年生統一テスト」は、結果を内申点の評価に反映することや、学校が生徒ひとりひとりの学力を的確に把握し、学習指導の改善や進路指導に活用することなどを目的に行われている。2018年度は、10月4日に国語・社会・数学・理科・英語の学力に関する調査を実施し、130校1万6,177人の中学3年生が受けた。

 テストは100点満点で、各教科の平均正答率は、国語が60.2点、社会が58.8点、数学が59.2点、理科が57.1点、英語が60.7点。良好な結果だったのは、国語が「話すこと・聞くこと」「読むこと」、社会が「公民」「社会的事象についての知識・理解」「資料活用の技能」、数学が「数と式」「資料の活用」、理科が「生命」「自然事象についての知識・理解」、英語が「聞くこと」「読むこと」「外国語理解の能力」。

 「中学生チャレンジテスト(3年生)」は、2016年度から大阪府教育委員会が実施。大阪府や各市町村教育委員会が生徒の学力を把握・分析することにより、生徒の課題の改善に向けた教育施策や教育の成果と課題を検証し、その改善を図ることなどを目的に行われている。2018年度は、9月6日に国語・社会・数学・理科・英語の学力に関する調査と学習状況に関するアンケートを実施し、大阪府全体では402校5万5,986人の中学3年生が受けた。

 大阪市の実施校・生徒数は122校1万5,117人。テストは100点満点で、国語の平均点は51.6点と大阪府の平均点53.0点を1.4点下回った。「話すこと・聞くこと」については良好だったが、事実や事柄が相手に伝わるように説明や具体例を加えたり、工夫したりして書くことや、文章全体と部分との関係を理解して読むことに課題が見られた。

 社会の平均点は48.1点で、大阪府の平均点49.5点を1.4点下回った。「地理的分野」「社会的事象についての知識・理解」についてはおおむね良好だったが、資料から読み取ったことをもとに考察や判断をしたり、説明を記述したりすることに課題が見られた。

 数学の平均点は56.7点で、大阪府の平均点58.9点を2.2点下回った。「数と式」についてはおおむね良好だったが、具体的な事象を式やグラフに表したり、根拠になるものを明らかにし、筋道を立てて考え、説明することに課題が見られた。

 理科の平均点は56.5点で、大阪府の平均点58.0点を1.5点下回った。「化学的領域」については良好だったが、科学的な知識や概念を活用し、観察・実験の結果を分析して解釈すること、考えを表現することに課題が見られた。

 英語の平均点は56.2点で、大阪府の平均点58.5点を2.3点下回った。「聞くこと」「読むこと」については良好だったが、必要な情報を読み取り、それらを整理し、与えられた条件に従って適切な英文を書くことに課題が見られた。

 学習状況に関するアンケート調査では、授業の内容はよくわかるかとの問いに、「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」と回答した生徒は、理科以外の4科目で2017年度より増加した。

 2018年度の「大阪市中学校3年生統一テスト」「中学生チャレンジテスト(3年生)」の結果概要は、大阪市のWebサイトに掲載されている。
《桑田あや》

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