子どもたちのグローバル教育に力を入れるGLOBAL EDUCATIONAL PARTNERS(GEP)と、アーティストマネージメントを軸にさまざまな事業を展開するアミューズが資本業務提携の締結を発表した。オンライン・インターナショナルスクールにおいて、スポーツ、音楽、演劇などを通じた新しい学習の機会を創出していくという。 ミュージシャンや俳優、文化人、スポーツ選手など幅広いアーティストが所属するアミューズは、総合エンターテインメント企業としてアーティストマネージメントを軸にさまざまな事業を展開している。2017年には、スポーツビジネス市場に本格参入しアスリートのマネージメントやエージェント業務、引退後のサポートなどのトータルプロデュース事業を開始。最近では、世界最大規模のスポーツチームと戦略的パートナーシップを締結しプロゲーマーのマネージメントを進めるなど、アメリカ・ヨーロッパ・アジアの拠点をベースにグローバルな事業展開にも積極的に取り組んでいる。 GEPが運営するGlobal Step Academyオンライン・インターナショナルスクールでは、幼児から小学生をおもな対象にオンラインでインターナショナルスクールのカリキュラムを提供。日本の学校に通いながら自由な時間でインターナショナルスクールにW通学することができる。多国籍の教師による英語レッスンで「英語で英語を学ぶ」ほか、英語で算数やプログラミング、Game-based Learning(ゲームベース学習)などを学ぶさまざまな科目・コースがあり、グローバル教育の強化を図っている。 今回、GEPとアミューズが提携することにより、Global Step Academyに新たな科目・コースの追加を目指す。特に今までなかったスポーツ、音楽、演劇といった科目の導入を視野に、より充実した魅力的な学習の場つくりを進めるという。GEP代表取締役社長・モントゴメリー道緒氏は「このたびの提携を通じて、各業界で活躍する才能あふれるトップレベルのプロフェッショナルと未来をつくる子どもたちが互いにインスパイアできるような学習機会を創出することで、子どもたちにより多くの可能性と機会を与えるというビジョンの実現へまた一歩近づくと信じている」とコメントを寄せた。 今後、提携により世界で活躍、協創するための能力、知恵、経験などを世代を超えて子どもたちに提供していくことを目指す。