こどもちゃれんじ教材リニューアル…考える力を育成

 ベネッセコーポレーションの幼児の教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」は2019年4月より、「考える力プロジェクト」を開始する。第1弾として、「こどもちゃれんじ」のすべての講座で「考える力プログラム」を新設する。

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2~3歳児向け“ぽけっと”講座「どこでもかんがえるあそびシリーズ」
  • 2~3歳児向け“ぽけっと”講座「どこでもかんがえるあそびシリーズ」
  • どこでもかんがえるあそびシリーズ教材例 4月号「○△□をさがしてみよう」
  • 3~4歳児向け“ほっぷ”講座「どこでもかんがえるあそびシリーズ」
  • 4~5歳児向け“すてっぷ”講座「数・論理プログラム」
  • 数・論理プログラム教材例「スライダーゴーゴー!」
  • 5~6歳児向け“じゃんぷ”講座「自分なりに考える力プログラム」
  • 「考える力シリーズ」体験セット 無料プレゼントキャンペーン
 ベネッセコーポレーションの幼児の教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」は2019年4月より、「考える力プロジェクト」を開始する。第1弾として、「こどもちゃれんじ」のすべての講座で「考える力プログラム」を新設する。

 「考える力プロジェクト」は、「考える力」を身に付けることのできる教材やサービスを強化するプロジェクト。その第1弾として「こどもちゃれんじ」の2~6歳児対象のすべての講座で新設される「考える力プログラム」では、発達段階に合わせた各講座で「考える力」が身に付く教材を強化し、年間でシリーズ化して提供。「なぜ?」「どうして?」とさまざまな疑問を持ち、粘り強く考えて自分なりの答えを見つけ出す力を育てる。いずれも講座受講費内で提供する。

 2~3歳児向けの「ぽけっと」講座と3~4歳児向けの「ほっぷ」講座では、コンパクトで軽く外出先にも持ち運びやすいペーパークラフト教材「どこでもかんがえるあそび」シリーズを新たに導入。ぽけっと講座では、毎月1つのテーマで、遊びの中で比べたり同じ仲間に分けたりしながら概念への理解を深める。たとえば4月号では、「○△□をさがしてみよう」をテーマに、紙でできた「虫眼鏡」と「絵本」、同じ形を見つけた時の達成感を演出する「○△□コレクションカード」、これらを収納できる「収納ケース」の4点セットで、自宅や外出先で自分で手を動かして試行錯誤しながら○△□という形に気付く視点を養うことができる。ほっぷ講座では、ひらがな・数などのテーマを理解し、規則性や因果関係に着目するなど、さらに応用して考える力を育む。

 4~5歳向けの「すてっぷ」講座では「数・論理プログラム」、5~6歳向けの「じゃんぷ」講座の総合コースでは「自分なりに考える力プログラム」を用意。すてっぷ講座では、手を動かしながら、物事の規則性や法則性を発見しながら複数の視点で考えることを学ぶ。たとえば、すてっぷ講座の教材「スライダーゴーゴー!」では、自分が想定したとおりに車が通るような道筋を作るために、レールを組み立て車を走らせてはレールの位置を調整するという試行錯誤を通して、プログラミング的思考力を養うことができる。じゃんぷ講座では、目標に向けて、先を見通して、因果関係や関係性などのさまざまな視点で筋道を立てて考える力を養う。

 3月25日まで、1~6歳向けの講座で「考える力」を育む教材を無料体験できるキャンペーンを実施している。対象は、2013年4月2日~2018年4月1日生まれの子ども。ただし、以前申し込んだことのある人や、現在こどもちゃれんじを受講している人は申込不可。また、数量限定で「ループつきタオル」「ランチプレート」から1つを選べるプレゼントを用意している。体験教材は2月初旬までに届ける予定だが、申込多数の場合や住んでいる地域・配送事情によっては、さらに時間がかかる可能性がある。
《桑田あや》

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