<英語>講評
(湘南ゼミナール 提供)
全体の問題構成や配点は昨年度入試を踏襲する形となった。問6以降の読解問題において、総語数が昨年と比べ400語程度増加したため、これまで以上に速く問題を読み解くことが求められた。全体的に難易度はやや上昇したと考えられる。
問1リスニング問題。(ア)の問題では、聞こえてくる語句のみではなく、会話文を正確に理解した上で、選択肢を選ぶ必要がある。また、選択肢の英文が長くなったため、解答するまでに時間がかかったことが予想される。
問4並べ替え問題:(ウ)の問題では、選択肢内にlikeやwatchという、同じ単語でも品詞が複数あるものが紛れており、よく考える必要のある問題であった。
問8対話文読解問題:昨年度550語程度だったものが、750語程度となり語数が増加した。「防災」というテーマは必要不可欠ではあるが、中学生の話題として頻繁に挙がるものではないため、読み進めるのに時間がかかった受験生が多かったのではないか。
昨年同様4技能をバランスよく問う問題となっている。2021年度以降の新指導要領では、「日常的な話題や社会的な話題」に関して、英語を「話す・聞く・読む・書く」という4技能を活用することが求められている。インプットするだけでなくアウトプットを繰り返し、幅広い話題に触れて、総合的な英語力を鍛えることが大切だ。
--
このレポートは平成31年2月14日(木)に、速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。
協力:湘南ゼミナール