災害時の集合場所や連絡手段、しっかり話し合えている5.9%

 防災対策として「地域の避難場所」と「家族の集合場所」を知っている子どもは33.3%であることが2019年8月1日、バンダイの調査結果より明らかになった。子どもと災害時の集合場所や連絡手段をしっかり話し合えている家庭はわずか5.9%だった。

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各家庭で行っている防災対策と子どもが知っている家庭の防災対策のギャップ
  • 各家庭で行っている防災対策と子どもが知っている家庭の防災対策のギャップ
  • 各家庭で行っている防災対策
  • 子どもが知っている家庭の防災対策
  • 防災対策における家庭での話し合い状況
  • 防災対策について家庭で話し合うタイミング(小学生)
  • 防災対策について家庭で話し合うタイミング(中学生)
  • 子どもが体験したことのある防災訓練
  • 子どもが避難時に持っていくもの
 防災対策として「地域の避難場所」と「家族の集合場所」を知っている子どもは33.3%であることが2019年8月1日、バンダイの調査結果より明らかになった。子どもと災害時の集合場所や連絡手段をしっかり話し合えている家庭はわずか5.9%だった。

 「子どもの防災に関する意識調査」は、防災の日(9月1日)に向けて2019年7月5日~7日、小中学生の子どもと一緒に回答できる親900人を対象にインターネットで実施したもの。

 子どもが知っている家庭の防災対策では、「地域の避難場所と、家族の集合場所」がもっとも多く、約3人に1人の割合となる33.3%。ついで「自宅の非常食の場所」22.7%、「災害時の家族の連絡先・連絡手段」22.0%、「自宅の医薬品の場所」20.4%であった。

 各家庭で行っている防災対策は、「非常食(水・レトルト食品など)を備えている」46.7%、「地域の避難場所と、家族の集合場所を確認している」36.1%、「防災用品を備えている」33.1%、「家具などの転倒防止対策をしている」29.4%、「医薬品を備えている」28.1%の順に多かった。

 実際に家庭で行っている防災対策の割合と、子どもが知っている割合を比較したところ、「非常食の備蓄」は子どもが備蓄の場所を知っている割合が、実際に備蓄を行っている割合の半数にも満たなかった。一方、「避難場所や家族の集合場所」については、確認している家庭36.1%、知っている子ども33.3%と、同程度の認識を持っていた。

 親に災害時の集合場所や連絡手段について子どもと話し合っているかどうかを聞いた質問では、「しっかり話し合えている」はわずか5.9%。全体では「あまり話し合えていない」57.9%が半数以上にのぼり、「まったく話し合ったことはない」という回答も23.2%あった。

 「しっかり話し合えている」「少し話し合えている」と回答した人に対し、防災対策について家庭で話し合うタイミングを尋ねたところ、小学生の子どもがいる家庭は「学校などで防災訓練を行ったタイミング」47.1%、中学生の子どもがいる家庭は「ほかの地域で災害があったとき」58.8%がもっとも多かった。

 このほか、子どもが体験したことのある防災訓練は、「避難訓練」58.9%が最多で、「着衣泳(衣服を身に着けたまま泳ぐ訓練)」22.2%、「地震体験(起震車などで地震の揺れを体験)」22.0%と続いた。子どもに被災時に何を持って避難するか聞いた結果では、「携帯・スマートフォン」20.7%、「お金・財布」13.3%、「飲み物」7.0%、「お菓子・食料」6.2%と、実際の災害時を想定した実用的なものが多かった。
《奥山直美》

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