【中学受験】過去問解説動画を販売、首都圏模試センター

 首都圏模試センターは2019年9月29日、中学受験のプロが解説する過去問解説動画「web過去問」と「オンライン過去問塾」の販売を開始したと発表した。首都圏難関校や人気校の過去問対策が、プロの講師陣による解説動画を活用して取り組むことができる。

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 首都圏模試センターは2019年9月29日、中学受験のプロが解説する過去問解説動画「web過去問」と「オンライン過去問塾」の販売を開始したと発表した。首都圏難関校や人気校の過去問対策が、プロの講師陣による解説動画を活用して取り組むことができる。

 「web過去問」と「オンライン過去問塾」は、声の教育社が過去問を動画化し、配信している入試問題解説動画。中学受験においては、多くの受験生が小学6年生の秋から志望校の過去問題を解き始めるが、首都圏模試センターによると、過去問題集の解説文だけではわかりにくい図形や天体の問題など、中学受験のプロが解説する動画を見ることで、よりわかりやすく学習できるという。

 「web過去問」は、声の教育社編集者や中学受験のプロ講師など、過去問を知り尽くした各教科スタッフが2~3年度分の入試問題を動画で解説。ベテラン講師陣が黒板を使って過去問を全問解説していく「過去問ライブ」(4校分)、過去問から合格のカギとなる問題をピックアップして解説し、さらに過去問では触れられなかった別解やプラスアルファの情報を加えた「過去問プラス」(15校分)の全19校分が1万円(税別)で見放題となる。

 視聴できる学校は、麻布(3年分)、開成(同)、早稲田(2年分)、筑波大学附属駒場(3年分)、桜蔭(同)、女子学院(同)、豊島岡女子(同)、慶應義塾中等部(同)、渋谷教育学園渋谷(2年分)、広尾学園(3年分)、浅野(同)、慶應義塾普通部(同)、サレジオ学院(同)、聖光学院(同)、中央大学附属横浜(2年分)、桐蔭学園中等教育学校(3年分)、法政大学第二(同)、市川(同)、渋谷教育学園幕張(同)。

 視聴教科は、国語・算数・理科・社会。ただし、国語は著作権上の問題により、解説できないものもある。購入年度の2月まで視聴可能。

 一方、「オンライン過去問塾」は、受験指導を生業とするプロの講師陣が、首都圏難関校や人気校(52校分)を中心とした各学校の入試問題を黒板の前で全問解説している過去問解説授業。男子校・共学校(41校分)、女子校・共学校(44校分)があり、価格はいずれも2万円(税別)。視聴教科は、算数・理科・社会。購入年度の2月まで視聴可能。

 「web過去問」と「オンライン過去問塾」は、ストリーミング配信によるサービスとなり、ダウンロードはできない。1つのIDにつき、1人のみログインでき、複数名による同一IDの使い回しは禁止。異なる端末(パソコン、タブレット、スマートフォン)でログインした場合は、後からログインした端末が有効となり、先にログインしていた端末は自動的にログアウトされるため注意が必要。

 首都圏模試センターのWebサイトでは、「web過去問」と「オンライン過去問塾」のサンプルを公開しているほか、購入申込みも受け付けている。

◆web過去問
視聴教科:国語・算数・理科・社会
※国語は著作権上の問題で解説できないものもある
視聴できる学校数:19校分
価格:1万円(税別)

◆オンライン過去問塾
視聴科目:算数・理科・社会
視聴できる学校数:男子校・共学校41校分、女子校・共学校44校分
価格:各2万円(税別)
《奥山直美》

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