教育の大きな変革に対応
2020年度より小学校で本格実施される新学習指導要領では、「思考力・判断力・表現力」の育成が特に大切にされる。「まなびwith」では教育の大きな変革に対応できるように、2019年度から「基礎」の定着を図る教材のほかに「思考の達人ツール」「作文」「図形」など特徴的な教材も提供している。
2020年度からは、学んだ知識や技能を「活用する力」を育み、総合力を身に付けることも目指し小学1~6年生に「複合教科問題」を新たに導入する。「まなびwith」を担当する小学館集英社プロダクションの奥野亮太氏は「毎月1見開き分(2ページ)をワークブック内で提供します。これからはそれぞれの教科の知識・技能をインプットするだけではなく、覚えた知識を選んだり組み合わせたりして、それらを“活用する力”が大切になります。小学1、2年生では、正しく国語・算数・生活科で習得した知識・技能を活用できることを目標とします。小学3~6年生では、意図や目的に応じて資料を読み取り、国語・算数・理科・社会の知識・技能を組み合わせて活用することに加え、一部では自分の考えを表現することも目標とします」と説明する。
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複合教科問題の問題作成に協力している東京理科大学准教授の渡辺雄貴先生は「これからは、自ら課題を設定し、答えが1つでない問題に取り組み、他者と協調しながら進めていく、ということが重視されるようになります。『複合教科問題』は、今までに習得した知識や技能を活用する練習です。教科、単元ごとのテストでは正解できても、どの教科か、どの単元かが特定されていない問題を解く場合は、総合力も求められますから、自分の知識や技能の定義があいまいな部分が明らかになります。学習した知識を生活のなかでも活用している!と実感してもらえると、自ら学ぶ姿勢にもつながっていきます」と語る。
学びをさらに深める解説映像
「まなびwith」の特長のひとつに、ワークブックでの学びをさらに深めることを目的とした解説映像があげられる。注目ポイントや解き方などを先生がわかりやすく解説する映像は、「親がうまく教えるのは難しいが、代わりに説明を見て子どもが理解できた」と、保護者にも好評という。2020年度から小学1~6年生コースに新たに導入する「複合教科問題」でも、解説映像で+αとなる情報の提示などを予定している。
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映像を担当するのは、塾や通信教育の授業映像の制作で多くの実績をもつメディアオーパスプラス(以下MOP)だ。MOPの辰巳萌佑子氏は、「MOPの映像制作の特長は、素材を生かして、学びに集中しやすいことです。塾や通信教育での映像の提供は増えましたが、学びの可能性を広げるために、弊社では高品質な映像をお届けしております」と語る。
特に「まなびwith」については、「ワークブックはもちろん、お子さまのつまずきへの対応、学習の導入、保護者が教えられない問題の解決などに映像をぜひ活用してほしいと思っています」とし、さらに2020年度より提供する複合教科問題の解説映像については「よりビジュアルを重視して、ワークブックでは紹介しきれない写真などを多く用いて、わかりやすく、親子一緒に考えて、取り組み、新しい発見があるような映像を提供したいと考えています」と話してくれた。
我が子の成長を実感
教育が大きく変化する時期に合わせて誕生した「まなびwith」だが、保護者はどのように感じているのだろうか。幼児コースの保護者は「図鑑ページで知った花を実際に道で見つけたときに名前が言えたことなど、学んだことが日常につながっているのを実感できます」「まなびwithを始めてから、ひらがながとても上手になりました。お友達にお手紙を書いたり、絵本を作ったり、お店屋さんの看板を作ったり…。文字を書ける喜びが娘の創作意欲をかき立てているようです」とお子さまの日々の成長を喜んでいるようだ。
小学生の保護者からも「今まで小学校に入学して持って帰るテストは100%もれなく満点です。4月号からのまなびwithのおかげです」「思考の達人ツールの教材で『視点』という言葉を理解したり、人によって視点が違うことを当然と思えたり。教科の学習だけでは気付きにくい大事な生きる力を、少しずつ学んでいっていると感じます」とお子さまの成長を実感する声が届いているという。
「まなびwith」では、新型コロナウイルス対策による休校措置を受け、お子さまの自宅学習の支援として、小学生コース3月号の教材を一部無料提供している。
(提供:メディアオーパスプラス)