「atama+」Web版を活用したオンライン授業開始

 atama plusは2020年4月7日、学習をひとりひとりに最適化するAI先生「atama+」を導入している塾・予備校の全国500教室以上で「atama+」Web版を活用したオンライン授業を開始したことを発表した。

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  • 「atama+」Web版を活用したオンライン授業を受講した生徒の学習動向調査
 atama plusは2020年4月7日、学習をひとりひとりに最適化するAI先生「atama+」を導入している塾・予備校の全国500教室以上で「atama+」Web版を活用したオンライン授業を開始したことを発表した。

 「atama+」は、生徒が「基礎学力を最短で身に付ける」ことを目的とした学習プロダクト。生徒ひとりひとりの「得意」「苦手」「伸び」「つまずき」「集中状態」などのデータを「アタマ先生」と名づけられたAIが分析し、「自分専用レッスン」をつくることで学習を効率化している。

 今般の新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校措置を受け、2月28日よりWeb版の提供を開始。生徒は塾・予備校内のタブレットだけでなく、自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンのブラウザから「atama+」の受講が可能となった。

 あわせて、生徒の学習状況、学習姿勢を確認できるプロダクト「atama+ COACH」を通して、講師は生徒がどの問題でつまづいているか、集中が続いているかなどをリアルタイムに把握できる。オンラインでの授業においても、講師が「atama+ COACH」を見ながら電話やオンラインコミュニケーションツールを活用し、自宅で受講する生徒に対して遠隔でコーチングを行うことで、教室での授業と同様の学習体験を生徒に届けることが可能となっている。

 今回、自宅でのAIを活用したオンライン授業と教室での授業について、中高生の学習効果にどのような違いがあるかを明らかにするため、「atama+」を導入するすべての塾・予備校を対象に、生徒の学習データを分析。その結果、授業時間内にAIが「合格(十分に理解している)」したと判定した単元の1人あたり平均数/時は、ほとんどの教科において差がなく、オンライン授業は教室での授業と同程度の学習効果が出ていることがわかった。
《桑田あや》

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