東京都立学校、夏・冬休み短縮…ガイドライン策定

 東京都は2020年5月28日、都立学校を対象とした「感染症対策と学校運営に関するガイドライン」を公表した。段階的な学校再開の段取り、感染症予防の具体策、長期休業日の変更、感染者が出た場合の対応などをまとめている。区市町村教育委員会にも参考送付する。

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 東京都は2020年5月28日、都立学校を対象とした「感染症対策と学校運営に関するガイドライン」を公表した。段階的な学校再開の段取り、感染症予防の具体策、長期休業日の変更、感染者が出た場合の対応などをまとめている。区市町村教育委員会にも参考送付する。

 「新型コロナウイルス感染症対策と学校運営に関するガイドライン【都立学校】」は、長期間にわたって感染症防止対策を講じながら、子どもの健やかな学びの保障との両立を図ることで、学校の新しい日常を定着させていくことが目的。区市町村教育委員会に対しても参考として、ポイントをわかりやすく記したガイドラインを送付する。

 教育活動の再開については、5月26日以降の「I期」、6月1日以降の「II期」、6月15日以降の「III期」と、3段階に分けて設定。混雑を避けた時差通学、オンライン学習などと並行した分散登校を実施しながら、一度に集める生徒数、在校時間、登校頻度を段階的に増やしていく。部活動は、II期までは行わず、III期から感染症予防策を徹底したうえで実施する。

 長期休業は当初予定より短縮し、都立高校・中等教育学校・都立高校附属中学校の夏休みを8月8日~8月23日、冬休みを12月26日~1月3日に変更。都立特別支援学校は、夏休みを8月1日~8月23日、冬休みを12月26日~1月5日とする。12月までに実施予定の学校行事については、児童生徒が一堂に集まって行う文化祭や体育祭などの活動、宿泊を伴う行事や校外活動は、延期または中止する。

 「感染症基本行動3か条」には、「3つの密(密閉・密集・密接)を徹底的に回避」「正しいタイミングと正しい方法で手洗い」「咳エチケットの徹底」を設定。学校における感染症対策には、「身体的距離(1~2メートル)確保」「検温」「マスク着用」「十分な換気(30分に1回以上)」などをあげている。

 支援が必要な児童生徒の早期発見・早期対応に向けた取組み、感染者・濃厚接触者とその家族などに対する偏見や差別の防止についても記載。学校再開後、再度感染者が増加する事態や第2波に備え、学校において感染者が発生した場合の対応についてもまとめている。
《奥山直美》

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