新型コロナ、8割の子どもが家族から感染…日本小児科学会

 日本小児科学会は2020年9月8日、国内で新型コロナウイルスに発症した小児のデータを公表した。感染経路が確認できた子どもの約8割は家庭内で感染しており、先行感染者は「父親」が最多だった。感染した子どもの9割近くは、特に治療を必要としない「無治療」とされた。

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 日本小児科学会は2020年9月8日、国内で新型コロナウイルスに発症した小児のデータを公表した。感染経路が確認できた子どもの約8割は家庭内で感染しており、先行感染者は「父親」が最多だった。感染した子どもの9割近くは、特に治療を必要としない「無治療」とされた。

 今回のデータは、日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会が行っている「データベースを用いた国内発症小児COVID-19症例の臨床経過に関する検討」に基づき、おもに日本小児科学会会員からの登録結果をもとに作成したもの。日本小児科学会によると、タイムリーな全数報告ではなく、登録は任意で行ったもので、患者発生から登録までには一定の時間を要するため、最新の国内小児症例数を示したデータではない。また、小児科医から10代後半の報告は少ないという。

 9月14日午後2時現在のデータによると、20歳未満の累積報告数は319人。感染経路が特定できた子ども280人のうち、76.4%にあたる214人が家族から感染していた。家族の内訳は、「父親」が102人ともっとも多く、「母親」51人、「両親」19人と続いた。

 幼稚園や保育所関係者からの感染は19人、学校関係者からの感染は16人、家庭教師・塾関係者からの感染は3人と、いずれも1割に満たず、少数だった。

 感染者のうち、85.9%にあたる274人は特に治療をしなくても症状が改善したため「無治療」とされている。死亡した子どもは報告されていない。
《奥山直美》

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