デジタル化の活用要望1位「オンライン授業」18歳意識調査

 日本財団は2020年12月24日、デジタル化をテーマに32回目となる「18歳意識調査」の結果を発表した。日常でデジタル化の活用を進めてほしいものは、「オンライン授業」が35.9%ともっとも多かった。

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デジタル化を進めてほしいもの
  • デジタル化を進めてほしいもの
  • 日本のデジタル化は遅れていると思うか
  • 日本のデジタル化を進めるために必要なこと
  • プログラミングについて
  • デジタル化社会における教育で必要なこと
 日本財団は2020年12月24日、デジタル化をテーマに32回目となる「18歳意識調査」の結果を発表した。日常でデジタル化の活用を進めてほしいものは、「オンライン授業」が35.9%ともっとも多かった。

 18歳意識調査は、全国の17歳~19歳男女を対象に実施し、1,000人の有効回答をもとに集計した。実施期間は2020年11月13日~11月17日。第32回のテーマは、デジタル化について。

 日本のデジタル化は遅れていると思うか聞いたところ、「思う(=遅れている)」38.1%、「思わない(=遅れていない)」31.2%、「わからない」30.7%。遅れていると回答した人が多いものの、意見が分かれた。デジタル化が遅れていると思う理由の多くは、教育現場でのデジタル化の遅れに関するものだった。おもに、コロナ禍による休校の際にオンライン授業の対応ができていなかった点が指摘され、「コロナ禍で教育現場はオンラインに対応せざるを得なくなったが、それが十分にできなかったから」「非常事態宣言のとき、公立校はオンライン授業に対応できなかった」など、オンライン授業導入の遅れや学校ごとの対応の差があげられた。ほかにも、「学校の授業でPCやタブレットをあまり使わないから」など、学校でのパソコンやタブレット端末の普及が遅れているという声もあった。

 日常でデジタル化の活用を進めてほしいものは、「オンライン授業」が35.9%ともっとも多く、「給付金の入金など迅速な支援」24.8%、「行政の手続き関連」23.5%、「インターネット投票」22.2%、「学校の成績や学生証」20.3%などが続いた。

 日本のデジタル化を進めるためにどうすればよいと思うか聞いたところ、「学校教育におけるICT教育の推進」「国が率先してデジタル化を進める」がいずれも25.6%で同率トップ。ついで「デジタル専門人材の育成」21.1%、「デジタル化の必要性を国民が理解する」20.5%など。

 プログラミングについて、34.9%の人がプログラミングに関心がある。現在、学校や家でプログラミング言語を学んでいる人は、全体の18.8%だった。

 デジタル化社会における教育で必要と考えるものは、「プログラミング言語やITリテラシーの学習」「学校のICT環境を整備」がいずれも42.7%で同率トップ。ついで「1人1台端末の配布」40.8%、「教職員のノウハウ提供やアドバイザーの配置」31.5%が上位にあがった。
《工藤めぐみ》

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