小中高生がオンライン学習に取り組み始めた時期は、新型コロナウイルス感染拡大後が7割以上であることが、増進会ホールディングスが2021年3月16日に発表した調査結果より明らかになった。 小中高生のオンライン学習に関する調査は、増進会ホールディングスのグループ会社、栄光が運営する進学塾・栄光ゼミナールが実施したもの。2月10日から24日に調査を実施し、小学1年生から高校3年生の子どもをもつ保護者667人の有効回答を得た。 現在、子どもはオンライン学習をしているか聞いたところ、小学生保護者の38.0%、中高生保護者の54.7%が「オンライン学習をしている」と回答。オンライン学習に取り組み始めた時期については、小学生保護者の71.8%、中高生保護者の73.9%が「新型コロナウイルス感染拡大後(2020年春以降)」と回答している。 子どもが使用しているオンライン学習ツールについて聞いたところ、もっとも多かったのは「オンラインライブ授業や映像」で、小学生保護者は58.8%、中高生保護者は77.8%だった。このほか、「オンライン英会話」は小学生保護者が15.3%、中高生保護者が13.6%、「タブレット端末などを使った通信教育」は小学生保護者が22.1%、中高生保護者が10.2%という結果だった。 また、子どもがオンライン学習を始めたきっかけについて、小学生保護者では「新型コロナウイルス感染拡大による休校」35.9%、中学生保護者では「学校がオンライン学習を導入した」54.0%が最多だった。
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