子供の進路、保護者4人に1人「学費が工面できるか不安」

 子供の進路選択や学校選びの悩みについて、保護者の4人に1人が「学費が工面できるか不安」と回答していることが2021年8月4日、マイナビ進学の調査から明らかになった。進学先の学費について子供と話したことがある保護者は、学年が上がるにつれて多い傾向にあった。

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子供の進路選択や学校選びについて困っていることや悩んでいることはあるか
  • 子供の進路選択や学校選びについて困っていることや悩んでいることはあるか
  • 子供と進学先の学費について話をしたことはあるか
  • 子供の進路選択・学校選びについて、どのような情報がほしいか
 子供の進路選択や学校選びの悩みについて、保護者の4人に1人が「学費が工面できるか不安」と回答していることが2021年8月4日、マイナビ進学の調査から明らかになった。進学先の学費について子供と話したことがある保護者は、学年が上がるにつれて増え、高校3年生は7割近くに達した。

 「2021年 高校生の進路に関する保護者調査」は7月16日~18日、高校生の長子をもつ40歳以上の男女を対象にWebフォームによる回答形式で実施した。有効回答数は1,200人。

 子供の進路選択や学校選びについて困っていることや悩んでいることを保護者に聞いたところ、「特に困っていることはない」という回答が最多の31.4%であった。その一方、「学費が工面できるか不安」24.5%、「子供の学校選びに必要な情報が足りない」21.8%等、保護者の約7割が何かしらの悩みや不安を抱えていた。「学費が工面できるか不安」と回答した保護者は4人に1人にのぼった。

 これまでに子供と進学先の学費について話をしたことがあるか聞いたところ、全体の53.1%があると回答した。学年別では、「高校3年生」68.4%、「高校2年生」50.0%、「高校1年生」41.4%と、学年が上がるほど、受験を見据え、進学した場合の学費についても親子で話しあう機会を持つ家庭が多い実態にあった。

 子供の進路選択・学校選びでほしい情報ついては、「入試の種類」44.7%、「学部・学科で学べる内容」42.2%、「入試のスケジュール」39.3%、「就職実績」37.9%、「学費のサポートやお金」36.5%の順に多かった。受験・入試に関する情報以外にも、在学中に発生する学費や卒業後の就職状況といった、勉学以外の事項も進路選択のうえでポイントになっていることがわかる結果となった。

 マイナビ進学では、調査結果を受けて「子供の大学進学先を検討するにあたって、受験・入試に関する情報収集に加え、『どんな将来が想像できるか』『学費はどのくらいかかるのか』といった入学後に関わってくる情報も求めていることがわかった」と総括。子供の勉学に対する希望や費用について、きちんと親子で話しあうことが大切であるとし、コロナ禍の2021年夏はWebやインターネットを積極的に活用した情報収集や話しあいの機会を設けてほしいとしている。
《奥山直美》

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