卒業式は「リアル」希望…大学4年生アンケート

 学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生および大学院生を対象に、卒業についてのインターネットアンケートを実施した。卒業式は「リアル」で実施したいと回答した学生が76.8%で、卒業までに取り組みたいことの1位は「ゼミ・卒業論文」だった。

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卒業式は「リアル」で実施したいですか?
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 学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生および大学院生を対象に、卒業についてのインターネットアンケートを実施した。卒業式は「リアル」で実施したいと回答した学生が76.8%で、卒業までに取り組みたいことの1位は「ゼミ・卒業論文」だった。

 アンケートは、新卒採用Webサイト「あさがくナビ(朝日学情ナビ)2022」の会員である、2022年3月卒業(修了)予定の大学生および大学院生を対象に、2021年11月29日から12月3日にかけて行われた。有効回答数は410名。

 2022年3月に卒業を控える大学4年生は、大学3年生と4年生のキャンパスライフをコロナ禍で過ごしてきた。サークルやアルバイト等、対面での活動が制限されることが多かった中、残りの大学生活をどのように過ごしたいと考えているのかを調査した。

 卒業式は「リアル」で実施したいか、との問いには、76.8%の学生が「リアルで実施したい」と回答。「友達と会えないまま卒業してしまうのは寂しい」「お世話になった方に挨拶をしたい」といった声があがっており、友人や教職員と直接顔を合わせて卒業したいと考える学生が多数を占めていることがわかった。

 卒業までに取り組みたいこと1位は「ゼミ・卒業論文」で、76.3%の学生が回答。ついで、2位が「卒業旅行」59.8%、3位が「大学の友人との交流」55.9%という結果だった。「ゼミ・卒業論文」を選択した学生からは、「コロナ禍でも取り組むことができたゼミの活動を、最後まで頑張りたい」といった声があがっており、コロナ禍で大学3年生と4年生のキャンパスライフを送ってきたからこそ、その間に力を入れてきたゼミの活動をやり遂げたいという意向が伺えた。
《海野由宇》

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