開成・武蔵・筑波大学附属駒場・聖光学院・灘のWebサイトに掲載されている大学合格者数をもとにして、2022年度入試の大学合格者数を一覧表にまとめた。ただし、武蔵のみ合格者数ではなく進学者数を記載している。筑駒は、2022年3月の卒業生数が公表されていないため、高校1学年の生徒数160人をもとに集計した。麻布と栄光は、5月24日時点でまだ合格実績を公表していない。
東京大学の合格者数(現役・既卒の合計)は、「開成」が193人ともっとも多く、「筑駒」97人、「灘」92人、「聖光学院」91人と続いている。最難関とされる理科III類の合格者数は、「灘」が最多の10人だった。なお、聖光学院は科類別の合格者数を公表していない。
卒業生に占める東京大学現役合格者の割合は、「筑駒」が41.25%ともっとも高く、ついで「開成」33.83%、「聖光学院」33.77%、「灘」28.05%と続いている。
国公立大学医学部(東大理III含まず)の合格者数は、「灘」が47人ともっとも多く、「開成」42人が続いた。防衛医科大学は「灘」20人、「開成」16人の順に多い。私立大学医学部の合格者数は、「開成」の61人が最多だった。ただし、聖光学院は国公立大学・私立大学医学部合格者数、灘は私立大学医学部合格者数を公表していないため、集計に含まれていない。