ICT分野の破壊的な挑戦支援「異能vation」8/22まで公募

 総務省が進める「異能vation(イノウベイション)」プログラムの業務実施機関を務める角川アスキー総合研究所は2022年6月20日、「異能vation」プログラムの2022年度公募を開始した。2つの部門で、ICT分野における技術課題への挑戦を広く募集する。

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 総務省が進める「異能vation(イノウベイション)」プログラムの業務実施機関を務める角川アスキー総合研究所は2022年6月20日、「異能vation」プログラムの2022年度公募を開始した。2つの部門で、ICT分野における技術課題への挑戦を広く募集する。

 「異能vation」は、総務省が2014年度から実施する、ICT(情報通信技術)分野における“技術課題への挑戦”や“課題解決に向けた各種アイデア”を公募し、選出者に官民一体となった支援を行うプログラム。これまで累計7万件を超える応募が寄せられ、ICT分野でのイノベーション発掘に取り組んできた。9年目となる今回も、未来を切り拓く提案やアイデアを広く募集し支援を行う。

 公募するのは「破壊的な挑戦」部門と「ジェネレーションアワード」部門の2部門。「破壊的な挑戦」部門では、ICT分野において破壊的価値を創造する、奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援することを目的に、コロナ禍の生活に希望をもたらし文明の転換点となるような、社会や産業における大変革をもたらすような課題に対し、失敗を恐れずに果敢に挑戦を行うような提案を募集する。支援額は上限300万円、挑戦期間は最長1年間。さまざまな分野で活躍する10名のスーパーバイザーが評価を行う。

 「ジェネレーションアワード」部門では、ICT分野における「ちょっとした、けれども誰も思いついたことのないような面白いアイデア」「自分でも一番良い使い方がわからないけれど、こだわりの尖った技術やモノ」「自らが発見した実現したい何か」等を表彰。協力協賛企業各社より、分野賞副賞(20万円)および企業特別賞等を授与する他、表彰ノミネートされた提案は協力協賛企業と連携して社会実装や実現を目指す機会を設ける。

 応募対象は、年齢制限を設けず国籍・居住地も不問。地球上において個別連絡先を持つ人であれば個人、グループ問わず応募可能。公式Webサイト内の応募フォームにて受け付けており、他薦も受け付ける。応募締切は8月22日午後6時。各部門の内容や応募方法等の詳細は公式Webサイトにて確認できる。

 なお、6月30日には「第1回公募説明会」をオンラインで開催。7月1日~8月19日の期間は、平日正午よりZoomにてオンライン説明会を開催する。イベントに関する詳細も公式Webサイトから確認できる。また、2021年度に続き、古坂大魔王が「異能vation」推進大使を務め、「異能vation」プログラムを世界中に広めるべく活動にあたる。

◆「異能vation」プログラム2022年度公募 概要
部門:【破壊的な挑戦部門】【ジェネレーションアワード部門】
対象:年齢・国籍・居住地不問、自薦(個人またはグループ)・他薦可
締切:2022年8月22日(月)18:00
応募方法:「異能vation」公式Webサイト応募フォームより申し込む

◆ 第1回公募説明会
日時:2022年6月30日(木)18:00~19:00(終了予定)
形式:オンライン開催
申込方法:公式Webサイトより申し込む
※第2回以降の公募説明会等、その他の説明会情報は随時公式Webサイトで公開する
《畑山望》

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