【大学入学共通テスト2023】Kei-Net「受験ガイド」準備や注意点

 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは2022年12月7日、「2023年度共通テスト受験ガイド」を掲載。試験に万全の態勢で臨むための準備と注意点をまとめている。

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2023年度共通テスト受験ガイド
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 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは2022年12月7日、「2023年度共通テスト受験ガイド」を掲載。試験に万全の態勢で臨むための準備と注意点をまとめている。

 2023年度大学入学共通テスト(以下、共通テスト)は2023年1月14日・15日に実施される。「2023年度共通テスト受験ガイド」では、「当日の朝までに確認すること」「試験中に注意したいこと」「共通テスト後に行うこと」「共通テスト受験Q&A」の4項目に分けて注意事項等をまとめている。

 「当日の朝までに確認すること」では、持ち物は早めに準備して、鉛筆等不足がある場合は買い足しておく等、忘れ物がないように前日と当日の朝に確認をするようにアドバイスしている。Webサイトでは、持ち物チェックリストを一覧にしている。また、できれば事前に試験会場の下見をしておくことを勧めている。当日、初めて試験会場に向かうのでは、予想以上に時間がかかったり、受験する教室がわからず迷って遅刻ということにもなりかねない。下見ができない場合には、電車の時刻や所要時間、会場までの道のりを事前に確認しておく。共通テストは土・日に実施されるため、交通機関の運行ダイヤが平日と異なる場合があり、下見をする際にもこの点に注意が必要となる。

 「試験中に注意したいこと」では、落ち着いて受験するための注意事項を取り上げている。試験室に入ったら、机の上の受験番号が受験票の受験番号と同一であることを確認して着席する。自分の席の確認ができたら、トイレ等の位置も確認。試験室によってはトイレが遠かったり、数が少なかったりすることもある。時間に余裕のあるうちにトイレを済ませるよう心掛けること。さらに、試験開始前の注意点を明記。解答用紙には、解答のマーク欄の他に、解答科目(受験科目)、受験番号、試験場コード、氏名のマーク・記入欄がある。いずれも試験開始直前に試験監督の指示に従い、マーク・記入することになる。特に受験科目にマークされていなかったり、複数科目がマークされていたりすると0点になってしまうので気をつけたい。

 また、共通テストの得点は、4月以降にならないと開示されない。そのため、試験後に公表される解答・配点を見て、自分で採点(自己採点)をする必要がある。問題冊子は持ち帰ることができるので、自分の解答は問題冊子の各設問の選択肢に丸をつける等して、試験中に転記しておく。

 共通テストが終わると、国公立大の出願準備、そしてすぐに私立大の入試が控えている。「共通テスト後に行うこと」では、共通テストの結果を冷静に分析したうえで、受験予定校を再確認する。共通テストが終わったらまずは自己採点。正解・配点は各予備校のWebサイトや翌日の新聞等で公開される。ただし、1日目の試験結果を2日目にひきずりそうな場合は、2日間の試験すべてが終了してからまとめて自己採点を行うことを勧めている。共通テストが終わったら、国公立大の2次試験や私立大入試に向けて気持ちを切り替えることが大切。共通テストの結果が良かった人は油断せず、思うような得点が取れなかった人はいつまでもくよくよせず、次の試験に向けての準備に取り掛かかることをアドバイスしている。

 その他、「共通テスト受験Q&A」では、当日受験票を忘れたり、遅刻になりそうなとき、体調を崩した等、アクシデントの対処方法を紹介している。


《田中志実》

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