2025年暦要項、3・9月に日食2回、月食2回

 国立天文台は2024年2月1日、「2025年(令和7年)暦要項」を発表した。国民の祝日のほか、日食や月食などの予報を掲載。3月14日と9月8日に皆既月食、3月29日と9月22日に部分日食があるという。

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2025年(令和7年)暦要項の発表
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 国立天文台は2024年2月1日、「2025年(令和7年)暦要項」を発表した。国民の祝日のほか、日食や月食などの予報を掲載。3月14日と9月8日に皆既月食、3月29日と9月22日に部分日食があるという。

 国立天文台は、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置などを推算した「暦象年表」を発行している。「暦要項」はここから主要な項目を抜粋したもので、毎年2月の最初の官報にて翌年の暦要項を発表。国民の祝日や日曜表、二十四節気と雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食などを知ることができる。

 2025年の国民の祝日は計16日。2月23日は天皇誕生日が日曜日にあたるため、祝日法第3条第2項により2月24日が振替休日となる。5月6日、11月24日も同様。

 また、2025年は日食が2回、月食が2回ある。3月14日には皆既月食があり、日本では一部を除く北海道、東北地方、関東地方東部、小笠原諸島で、月食終了間際の欠けた月が昇ってくるという。9月8日の皆既月食は、日本では全国で見ることができるが、3月29日と9月22日の部分日食については、日本で見ることができないとしている。

 日食や月食の詳しい状況や予報については、暦計算室Webサイトでも調べることができる。日・月の出入り、南中時刻、月齢などの「こよみ」についての情報、こよみの基礎知識、貴重資料展示室などのコンテンツが掲載されている。

《いろは》

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