東大生が教える「折り紙の科学」河合塾K会3/20

 河合塾K会は2024年3月20日、中高生を対象に特別セミナー「折り紙の科学」を河合塾本郷校内のK会にて開催する。「折り紙と数学の関わり」をテーマに、K会OBの東大生が講演する。参加費1,000円(税込)。申込期限は3月19日。電話にて申し込む。

教育イベント 高校生
K会、特別セミナー「折り紙の科学」
  • K会、特別セミナー「折り紙の科学」
  • 折り紙で作られた多面体(左)と益子遼祐氏作品「翡翠 kingfisher」(右)
  • 折り紙アーティストの益子遼祐氏(学展2019外務大臣賞受賞作品・胎内仏とともに)

 河合塾K会は2024年3月20日、中高生を対象に特別セミナー「折り紙の科学」を河合塾本郷校内のK会にて開催する。「折り紙と数学の関わり」をテーマに、K会OBの東大生が講演する。参加費1,000円(税込)。申込期限は3月19日。電話にて申し込む。

 K会は受験を目的とせず、学問として数学や英語、物理、情報科学などを、より高度に、より深く学ぶためのコース。中学・高校・大学の学習範囲という壁を取り払い、体系的な深い学びを実現している。対象は、トップレベルの中高生で、高度な数学や情報科学なども扱う。講師は東大・東大大学院の在卒生が主体で、学問の奥深さや魅力を伝える。

 折り紙による鶴や風船など、数学と深いつながりがあるという。たとえば「ギリシア三大作図問題」の1つ「角の三等分問題」は、定規とコンパスでは解決できず、折り紙の技法をもって解決することができた。折り紙の技法は、図形や空間の問題を研究する幾何学に適しており、人工衛星の太陽電池パネルや医療用ステント(治療で体内におくチューブ状の医療器具)の折りたたみなどで広く応用されているという。

 今回のセミナーでは、K会のOBで東京大学大学院にて情報理工学を学ぶ折り紙アーティスト、益子遼祐氏を招き「折り紙と数学のつながり」をテーマに講演する。前半は参加者が実際に紙を折るワークショップ形式で、後半は制作過程の紹介や実演を交え、折り紙を通して数学の奥深さに親しむという。

 対象は、数学に関心のある中高生や保護者。K会(河合塾本郷校内)にて開催する。参加費用1,000円。申込期限は3月19日。K会事務局に電話にて申し込む(午後1時~7時。日曜、月曜は休み、講習会・イベント実施日は受付可能)。当日は筆記用具を持参する。

◆折り紙の科学
日時:2024年3月20日(水・祝)13:00~15:00(会場12:30)
会場:K会 、河合塾本郷校内(東京都文京区小石川2-6-1)
対象:数学に関心のある中学生・高校生・保護者
参加費:1,000円(税込)
申込期間:2024年2月6日(火)~3月19日(火)13:00~19:00(日曜、月曜は休み、※講習会・イベント実施日は受付可能)
申込方法:K会事務局に電話にて申し込む※定員になり次第、締切り

《宮内みりる》

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