小学校入学「安全に登下校できるか不安」7割…コクヨ調査

 コクヨは2024年3月25日、「小学生の新入学準備に関するアンケート」調査の結果を公表した。もっとも不安なことは「安全に登下校できるか」69.0%。中でも新小1の子供をもつ親は84.6%が、登下校に不安を感じていることがわかった。

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小学校への入学で不安なこと、不安だったことについて
  • 小学校への入学で不安なこと、不安だったことについて
  • 現在子供が使っているデバイスについて
  • 子供にスマホやキッズケータイを持たせていない理由
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 コクヨは2024年3月25日、「小学生の新入学準備に関するアンケート」調査の結果を公表した。もっとも不安なことは「安全に登下校できるか」69.0%。中でも新小1の子供をもつ親は84.6%が、登下校に不安を感じていることがわかった。

 コクヨは、「Hello! Family.」シリーズを通じて、家族の見守りやコミュニケーションなどのサポートに取り組んでいる。今回は、登下校や持ち物準備など初めてのシーンが多い新入学シーズンを前に、小学生の新入学準備に関する「お子さまに関するアンケート」を実施した。調査は、コクヨ Hallo! Family.が実施。期間は、2024年2月26日から2月27日。対象は、年中から小学6年生の子供をもつ親。有効回答件数は、260件。

 「小学校への入学で不安なこと、不安だったこと」については、「安全に登下校できるか」が69.0%ともっとも多く、ついで「友達ができるか」61.0%、「授業についていけるか」54.0%とつづいた。約7割の保護者が「安全に登校できるか」不安に思っていることがわかった。また、子供の年代別では、年長(新小1)をもつ親84.6%が「安全に登下校できるか」を不安に思っていると回答しており、ほかの年代の親に比べ、これから始まる登下校に対しての不安が強いことがわかった。

 「購入して良かった入学準備アイテム」については、「GPS」が12件でもっとも多く、ついで「お名前シール・ハンコ」9件、「ランドセルカバー」5件だった。そのほか「防犯ブザー」「名前入り鉛筆」「電動鉛筆削り」「ランドセルなどに付けるチェストベルト」「ローラー付きの棚(ランドセルや体操服などを置く)」「キッズケータイ、スマホ」があがった。登下校の安全対策や、持ち物の管理をして良かったと感じていることがわかった。

 「現在使っているデバイスについて」は、小学校低学年はGPSの使用率が高く、高学年になるにつれてスマホの使用率が高い結果となった。また、子供にスマホやキッズケータイを使用していない人にその理由を聞いたところ、74.0%が「まだ必要性を感じない」と回答。ついで「スマホ依存症が心配だから」29.0%、「視力低下が心配だから」18%などの声があがった。

 コクヨは2023年3月より、次世代の家族コミュニケーションをサポートするブランド「Hello! Family.」をリリースした。子供の位置情報を確認できるGPS「はろここ」、子供の持ち物につけることで忘れ物をしていないかチェックできるタグ「はろたぐ」、マイク・カメラ付きで子供が簡単にスマホへ音声メッセージを送信できるモニター「はろもに」、押すだけでスマホへメッセージを通知できるボタン「はろぽち」、位置情報やメッセージをまとめて確認できる「ハロファミアプリ」を自由に組み合わせることにより、毎日の登下校や留守番、習い事の予定管理など子供の自律を促すという。

 今回発売1周年にあたり、「Hello! Family.」公式サイトでハローファミリー製品(はろここ専用ケースを除く)の購入者を対象に、新入学準備に使える特別ノベルティ「わくわくやることブック」「もちものシート」「けいかくシート」「おなまえシール」「アクリルキーホルダー(柄はランダムでお届け)」を配布する(コクヨステーショナリー楽天市場店での購入者は、準備が整い次第配布)。先着1,000セット限定となる。

《宮内みりる》

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