京大博物館「宇宙からの手紙」7-11月…地球外物質を展示

 京都大学総合博物館の企画展「宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」が2024年7月24日から11月3日まで開催される。観覧料は一般400円、大学生300円。70歳以上、18歳未満、京都府下の大学に在籍する学生は証明書類提示で入館無料。

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 京都大学総合博物館の企画展「宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」が2024年7月24日から11月3日まで開催される。観覧料は一般400円、大学生300円。70歳以上、18歳未満、京都府下の大学に在籍する学生は証明書類提示で入館無料。

 今回の企画展「宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」では、地球外物質研究の背景と奥深さを、鉱物学という側面から切り取り、可能な限り実物と共に紹介。多種多様な隕石に加え、実際の宇宙塵やリュウグウ粒子などリターンサンプルも展観する。

 その中で、地球外物質研究の歴史、特に京都大学の今昔の研究について詳しく触れる。さらに京都に落下・発見された唯一の隕石「曽根隕石」の里帰り展示や、2023年度に京都大学総合博物館の屋上で行われた地球外物質探査など、地元の地球外物質も紹介する。微小な標本が数多く並ぶため、実際の地球外物質研究のスケール感を体感できるという。

 7月24日~9月1日の期間には、「流星刀」と白萩隕石2号(富山市科学博物館 蔵)を限定展示するほか、7月28日は対話型ミニレクチャー企画「隕石×結石」、8月8日~9日はオープンキャンパスにともなうミニガイド会、8月21日~23日は電子顕微鏡体験会・解説会など、関連講演会やイベントを多数開催予定。

 企画展の会期中、月・火曜日は平日・祝日にかかわらず休館。観覧料は一般400円、大学生300円。障害者手帳等の提示で本人と付き添い1名まで入館無料。70歳以上や18歳未満、小中高生、京都府下の大学に在籍する学生、京都大学の学生・教職員は証明書類の提示で入館無料となる。

◆企画展「宇宙からの手紙」隕石の発見からはやぶさ2の探査まで
会期:2024年7月24日(水)~11月3日(日)
開館時間:9:30~16:30 (入館16:00まで)
観覧料:一般400円、大学生300円
※証明書類の提示で入館無料の制度あり
休館日:月・火曜日(平日・祝日にかかわらず)

【「流星刀」と白萩隕石2号(富山市科学博物館 蔵)】
期間:7月24日(水)~9月1日(日)

【対話型ミニレクチャー企画「隕石×結石」】
日時:2024年7月28日(日)10:30~12:00
場所:京都大学総合博物館 1階自然史展示室内 ミューズラボ
申込方法:不要(着席は先着順で30名程度を予定)
参加費:無料(博物館入館の際に観覧料は必要)

【講演会・イベント予定】
8月8日(木)~9日(金)オープンキャンパスにともなうミニガイド会
8月21日(水)~23日(金)電子顕微鏡体験会および解説会
9月(日付未定)関連講演会
10月(日付未定)関連講演会
11月2日(土)関連講演会

《川端珠紀》

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