advertisement

【大学受験2025】文科省「実施要項Q&A」選抜区分変更に係る留意点など

 文部科学省は2024年年7月12日、2025年度(令和7年度)大学入学者選抜実施要項に関するQ&AをWebサイトに掲載した。入試方法の区分変更にともなう留意点など、新学習指導要領に対応した2025年度入試の要項についてQ&A形式でわかりやすく解説している。

教育・受験 高校生
令和7年度大学入学者選抜実施要項に関するQ&A(2024年7月12日更新)目次
  • 令和7年度大学入学者選抜実施要項に関するQ&A(2024年7月12日更新)目次
  • 令和7年度大学入学者選抜実施要項に関するQ&A(2024年7月12日更新)目次
  • 令和7年度大学入学者選抜実施要項に関するQ&A(2024年7月12日更新)目次

 文部科学省は2024年年7月12日、2025年度(令和7年度)大学入学者選抜実施要項に関するQ&AをWebサイトに掲載した。入試方法の区分変更にともなう留意点など、新学習指導要領に対応した2025年度入試の要項についてQ&A形式でわかりやすく解説している。

 文部科学省は6月、新課程入試初年度となる2025年度大学入学者選抜実施要項を、大学入試情報提供サイトで公開。今回、実施要項に関するQ&Aを新たに掲載した。

 2025年度要項からの新規掲載Q&Aは10件。このうち、入試方法Q3-1「令和7年度実施要項より入試方法の区分が変更されたがどのようなことに留意する必要があるか」の問いには、2024年度以前の「専門学科・総合学科卒業生選抜」「帰国生徒選抜・社会人選抜」「多様な背景を持った者を対象とする選抜」は、具体的な選抜の方法に応じて「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」のいずれかの位置付けで実施。帰国生徒、社会人、私費留学生、秋季入学志願者等を対象に募集区分を設ける場合の試験期日、入学願書受付期間および合格者の発表期日は、引き続き、各大学の判断により設定することが可能としている。

 試験期日等Q4-1「たとえば総合型選抜や学校推薦型選抜において、出願要件として課題や大学の講義の受講を求める場合、出願開始日以前から実施してもよいのか」の問いには、入試方法による実際の選抜行為(名称は問わないため、たとえば「エントリー」等も含む)や入学志願者の評価・判定は、同要項に規定する入学願書受付日以降に行うことと明記。その際、出願要件となるものは、先述の「この入試方法による実際の選抜行為」には直ちにあたらず、出願開始日以前の実施を妨げるものではないが、実際の選抜行為と誤認を与えるようなものにならないよう留意することとしている。

 このほか、多様な背景等をもった者を対象とする選抜を実施する場合の留意点や、調査書の印刷の出力形式など、今回3件の回答内容を変更している。2025年度大学入学者選抜実施要項に関するQ&AはPDFファイル全9ページ、大学入試情報提供サイトよりダウンロード閲覧できる。

《川端珠紀》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top