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小学生の約9割が物価上昇を実感、約4割がAIに悩み相談…進研ゼミ調査

 ベネッセコーポレーションが提供する通信教育講座「進研ゼミ 小学講座」は、2026年上半期のニュースや出来事に関する小学生と保護者の意識調査を実施し、結果を公表した。物価上昇やゲーム利用、AI活用、猛暑・気候変動、戦争・世界情勢など、幅広いテーマにわたる小学生・保護者の意識や実態が明らかになった。

生活・健康 小学生
2026年上半期(1~6月)の気になったニュースや出来事
  • 2026年上半期(1~6月)の気になったニュースや出来事
  • ゲームの利用について
  • どうしたら戦争をなくせるか
  • 夏の暑さについて
  • AI(人工知能)に困ったことや悩みを相談したことはあるか

 ベネッセコーポレーションが提供する通信教育講座「進研ゼミ 小学講座」は、2026年上半期(1~6月)のニュースや出来事に関する小学生と保護者の意識調査を実施し、2026年6月に結果を公表した。物価上昇やゲーム利用、AI活用、猛暑・気候変動、戦争・世界情勢など、幅広いテーマにわたる小学生・保護者の意識や実態が明らかになった。

 「『ものの値段が高くなった』と感じることはありますか?」と質問したところ、「とてもそう思う」(56.9%)、「まあそう思う」(31.8%)をあわせた88.7%が「そう思う」と回答した。多くの小学生が、日常生活の中で物価上昇を実感していることがうかがえる。

 自由回答では、「大好きなお菓子が買えない」「お米がすごく高いので安くしてほしい」「友達とコンビニでお菓子を買うとき、高くて買えない」といった声が寄せられ、物価上昇が子供たちの日常にも影響を与えているようすが見られた。また、「ナフサ不足の影響でポテトチップスの袋が白黒になることが気になった」「おこづかいで買えるものが少なくなった」といった回答もあり、商品の見た目の変化や買い物の経験を通じて、物価や原材料価格の上昇を身近な問題として捉えていることがうかがえた。

 ランキング3位にランクインした「ゲーム・アニメ」。夏休みに入ったらゲームをする時間はふだんより増えそうか聞いたところ、「とても増えそう(27.2%)」「少し増えそう(34.1%)」をあわせた約6割が「増えそう」と回答した。自由回答では、「もっとゲーム時間を増やしてほしい」「時間制限をなくしてほしい」といった声があがった一方で、「宿題が終わってからやる」「ゲームの時間は守る」といった回答も見られた。

 ゲーム利用についてルールを設けている家庭は78.8%。しかし、そのうち42.1%の保護者は「ルールを設けているが、守られないことがある」と回答している。保護者は「目が悪くなる」(58.3%)、「利用時間が長い」(35.9%)、「やめる時間を守れない」(31.5%)といった課題を感じており、夏休みを前に親子それぞれがゲームとの付きあい方を模索しているようすがうかがえた。

 ランキング4位は「戦争・世界情勢」だった。世界各地で続く紛争や国際情勢の変化は日々ニュースで報じられており、小学生もそうした出来事に関心を寄せていることがわかった。「どうしたら戦争がなくなると思いますか」(自由回答)と質問したところ、「みんなで話しあう」「武器をなくす」「核兵器をなくす」といった意見が多く寄せられた。中には、「戦争は国同士のけんかだと思う」「話しあいで解決してほしい」「日本みたいに平和な国が増えてほしい」といった声もあった。

 加えて、「戦争をしても誰も嬉しくない」「相手の気持ちを考えることが大切」「命の大切さを知ってほしい」など、戦争によって失われる命や平和について考える回答も多く見られた。小学生なりに世界の出来事を受け止め、平和について真剣に考えているようすがうかがえる結果となった。

 6位は「猛暑・気候変動」だった。近年は記録的な暑さが続き、熱中症対策や屋外活動の制限など、子供たちの日常生活にも影響を与えている。保護者調査では93.7%が「2026年の夏の暑さについて、不安を感じている」と回答した。また、2025年の夏の猛暑で困ったこととして「外遊びや運動ができなかった」(69.0%)、「電気代が増えた」(51.4%)、「登下校が大変だった」(34.2%)が上位となった。猛暑は子供たちの遊びや学習機会だけでなく、家庭生活全体にも影響を及ぼしていることがうかがえる。

 また、小学生に「暑い夏を一緒に乗り切りたい有名人」を聞くと、1位はSnow Manだった。「見ていると暑さなんて忘れられそう」「元気をもらえる」といった声も寄せられた。

 7位は「生成AI・AI」だった。小学生にAI(人工知能)に困ったことや悩みを相談したことがあるか聞いたところ、「よくある」(17.3%)、「ときどきある」(20.6%)をあわせて37.9%が「ある」と回答した。

 自由回答では、「友達にもお姉ちゃんにもなってくれる」「悩み事を相談できる」といった声があった一方で、「AIは間違いもあるから気を付けないとだめ」「本当にその答えがあっているのか心配」といった意見も寄せられた。小学生にとってAIは身近な存在になりつつある一方で、その情報をうのみにするのではなく、冷静に受け止めているようすもうかがえる。

 調査対象は、「進研ゼミ」会員の小学3~6年生7,085人(女子4,545人、男子2,004人、性別無回答・その他536人)および、ベネッセの保護者向けアプリ「まなびの手帳」に登録している小学1~6年生の保護者1,347人。調査期間は2026年6月4日~14日で、インターネットによるアンケート調査として実施した。

《風巻塔子》

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