advertisement

ノーベル賞発表間近…受賞者30人の出身校一覧、注目候補・睡眠研究の柳沢氏は?

 2026年10月のノーベル賞発表が迫る中、歴代日本人受賞者30名の出身地と出身校を調査。地域別、大学別の傾向は?ラスカー賞を受賞した柳沢正史氏など注目候補も含め、一覧で紹介する。

教育・受験 小学生
イメージ画像
  • イメージ画像

 2026年のノーベル賞は、10月5日に生理学・医学賞、6日に物理学賞、7日に化学賞の受賞者がそれぞれ発表される。これに合わせ、これまで日本人30名が受賞した自然科学3賞や文学賞、平和賞について、受賞者の出身高校と出身大学をまとめた。

出身大学は京都大学が最多

 日本人のノーベル賞受賞は1949年の湯川秀樹氏(物理学賞)に始まり、2025年の北川進氏、坂口志文氏まで30名が受賞している。出身大学別では京都大学が11名ともっとも多く、東京大学が8名、名古屋大学が3名と続く。自然科学分野の受賞者は京都大学や東京大学の出身者が多く、高校は公立校の出身者が大半を占める。

 出身高校の都道府県別では、京都府と大阪府が各4名でもっとも多く、愛媛県が3名、東京都・神奈川県・愛知県・山口県が各2名となっている。

 受賞年・受賞者名・賞・出身高校・出身大学は次のとおり。

■湯川秀樹(1949年 物理学賞)
京都府立洛北高等学校(旧制京都一中)
京都大学(旧京都帝国大学)

■朝永振一郎(1965年 物理学賞)
京都府立洛北高等学校(旧制京都一中)
京都大学(旧京都帝国大学)

■川端康成(1968年 文学賞)
大阪府立茨木高等学校
東京大学(旧東京帝国大学)

■江崎玲於奈(1973年 物理学賞)
同志社高等学校
東京大学

■佐藤栄作(1974年 平和賞)
山口県立山口高等学校
東京大学

■福井謙一(1981年 化学賞)
大阪府立今宮高等学校
京都大学

■利根川進(1987年 生理学・医学賞)
東京都立日比谷高等学校
京都大学

■大江健三郎(1994年 文学賞)
愛媛県立松山東高等学校
東京大学

■白川英樹(2000年 化学賞)
飛騨高山高校(旧岐阜県立飛騨高山高等学校)
東京工業大学

■野依良治(2001年 化学賞)
灘高等学校
京都大学

■小柴昌俊(2002年 物理学賞)
神奈川県立横須賀高等学校
東京大学

■田中耕一(2002年 化学賞)
富山県立富山中部高等学校
東北大学

■南部陽一郎(2008年 物理学賞)
福井県立藤島高等学校
東京大学

■小林誠(2008年 物理学賞)
愛知県立明和高等学校
名古屋大学

■益川敏英(2008年 物理学賞)
名古屋市立向陽高等学校
名古屋大学

■下村脩(2008年 化学賞)
長崎県立諫早高等学校
長崎大学

■鈴木章(2010年 化学賞)
北海道苫小牧東高等学校
北海道大学

■根岸英一(2010年 化学賞)
神奈川県立湘南高等学校
東京大学

■山中伸弥(2012年 生理学・医学賞)
大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎
神戸大学

■赤﨑勇(2014年 物理学賞)
鹿児島県立甲南高等学校
京都大学

■天野浩(2014年 物理学賞)
静岡県立浜松西高等学校
名古屋大学

■中村修二(2014年 物理学賞)
愛媛県立大洲高等学校
徳島大学

■梶田隆章(2015年 物理学賞)
埼玉県立川越高等学校
埼玉大学

■大村智(2015年 生理学・医学賞)
山梨県立韮崎高等学校
山梨大学

■大隅良典(2016年 生理学・医学賞)
福岡県立福岡高等学校
東京大学

■本庶佑(2018年 生理学・医学賞)
山口県立宇部高等学校
京都大学

■吉野彰(2019年 化学賞)
大阪府立北野高等学校
京都大学

■眞鍋淑郎(2021年 物理学賞)
愛媛県立三島高等学校
東京大学

■北川進(2025年 化学賞)
京都市立塔南高等学校(旧城南高校)
京都大学

■坂口志文(2025年 生理学・医学賞)
滋賀県立長浜北高等学校
京都大学

2026年の生理学・医学賞は柳沢正史氏に注目

 2026年の生理学・医学賞では、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史機構長が候補の1人として注目されている。柳沢氏は私立武蔵高等学校から筑波大学医学専門学群に進学し、睡眠覚醒機構の研究で2026年9月にアルバート・ラスカー基礎医学研究賞を受賞した。ラスカー賞は、医学・生物医学研究におけるアメリカ医学界最高の賞で、世界ではノーベル生理学・医学賞に次ぐ名誉とされる。利根川進氏、山中伸弥氏も受賞しており、「ノーベル賞の登竜門」とも言われている。

《中野坂理恵》

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top