国立大学は新学期からの授業をオンライン授業で実施するが、北海道大学や京都大学などは、経済的事情により環境整備できない学生に無償でWi-Fiルーターを貸与する支援を行う。広島大学と東京農工大学は、大学独自の奨学金給付で生活を援助する。
文部科学省は2020年5月11日、教育委員会を対象に「学校の情報環境整備に関する説明会」を開催する。新型コロナウイルスの影響に伴い、説明会は動画配信にて行う。
桐原書店は、無料学習サポートアプリ「TIME-PRACTICE(タイムプラクティス)」をリリースした。桐原書店の教材を使用する際に、タイマーとして利用できるだけではなく、wpm(words per minute=1分間に読むことのできる語数)を計測することができる。
オンライン学習サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットは、AIで予測した司法試験予備試験の模擬試験「未来問」を2020年5月17日に実施する。延期になった実際の試験と同じ時間に合わせて、オンラインで自宅受験できる。受験料は無料。
新型コロナウイルスの影響で、各大学はオンラインによる授業を進めている。明治学院大学は2020年4月21日、環境整備のため、在学生全員に5万円を支給することを公表。明治大学や上智大学もWi-Fiルーターを無償で貸与するなど、各大学の学生支援をまとめた。
ケンブリッジ大学英語検定機構は2020年4月18日、LINE公式アカウント「ケンブリッジ英語検定」を開設した。英語レベルの判定、ケンブリッジ英語検定の対策など、無料で利用できる学習システムを提供している。
慶應義塾大学は2020年4月20日、オンライン授業開始に伴うサポートについて公表。現在用意している制度や、受講開始支援のため新たな制度を設置するなど、経済的理由で通信環境の準備が間に合わない学生に対して補助を行う。
昭和女子大学は、2020年4月24日からオンライン授業で新学期をスタートするのを前に学生の受講環境調査の結果を発表した。9割近くがオンライン授業未経験であるほか、パソコンやプリンターがない、通信量を把握していないなど、受講環境には多数の課題があったという。
日本オープンオンライン推進協議会(JMOOC)とネットラーニングは2020年4月14日、Asuka Academyが提供する講座のうち、特に受講者数が多い「ビジネスプラン」「心理学」「ミクロ経済学」の3講座を、JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan」にて開講する。
イードが運営する教育情報サイト「リシード」と「リセマム」は、2020年5月12日よりWeb上で「バーチャル教育ICT Expo」を開催。出展社の募集を開始した。
Skyは2020年6月、学習活動ソフトウェアとして、コンピューター教室での学習活動をサポートする「SKYMENU Pro 2020」とタブレット端末に対応した「SKYMENU Class 2020」を発売予定。あわせて、学習活動端末支援Webシステム「SKYMENU Cloud」も発売する。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校措置を受け、25歳以下の学生の通信環境を確保することを目的に20GB以上の無償提供を打ち出した各社のサービスについてまとめる。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、政府は、遠隔授業で教科書などの著作物を許諾なしに使用できる改正著作権法を2020年4月28日に施行する。2020年度に限り特例措置として、補償金は不要とする。
エデュプレイは、全国の医学部生を対象に、医師国家試験の過去問題約2,000問を演習できる環境を、LINE上で提供している。無償提供期間は2020年4月6日より8月31日まで。
朝日出版社は、新型コロナウイルス感染拡大で多くの学校が休校となっていることから、「英語は楽しく使うもの<2020完全版> 無料サイトを活用する最新英語習得法」の電子版を無料公開している。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校措置を受け、携帯大手3キャリアは、25歳以下の学生の通信環境を確保することを目的に月50GBまでの無償提供を発表した。50GB増加で何ができるのか、利用するにはどうすればよいのかをまとめた。