文部科学省は2021年9月7日、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた新学期への対応等に関する状況調査の結果を発表。公立の幼稚園・小中高校の1割以上が、夏季休業の延長や臨時休業を実施または実施予定と回答した。
山口県教育委員会は2021年9月6日、令和3年(2021年)3月公立高等学校等卒業者進路状況調査の結果を公表した。2021年3月の卒業者(全日制・定時制)7,449人のうち、大学等進学者は前年比208人減の3,439人。構成比は46.2%と、前年より0.1ポイント上昇した。
和歌山県教育委員会は2021年9月6日、2022年度(令和4年度)和歌山県立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。一般選抜は2022年3月9日に学力検査、3月10日に面接・実技検査等を実施する。
北海道教育庁は2021年9月6日、札幌市を除く道内の教育委員会や学校へ臨時休業等の取扱いに関する通知を出した。同一の学級で複数の児童生徒等の感染が判明した場合は学級閉鎖とする。
佐賀県教育委員会は、2022年度(令和4年度)佐賀県立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。一般選抜は、2022年3月8日と9日に学力検査、3月15日に合格者発表を行う。
神奈川県教育委員会は2021年9月6日、「令和2年度(2020年度)公立高等学校等卒業者の進路の状況」を公表した。全日制課程の卒業者数4万1,285人のうち、大学等進学者数は前年度(2019年度)より2.7ポイント上昇し、755人増の2万4,093人となった。
福島県教育委員会は2021年9月2日、福島県立中学校・高等学校入学者選抜方法の改善等に関する調査研究報告書を公表した。2022年度(令和4年度)福島県立高等学校入学者選抜は、前期の学力検査を2022年3月3日、出題範囲を縮小せずに実施する。
新型コロナウイルス感染症による休校時の教育委員会の対応は、内容に強弱や地域差があることが、文部科学省委託調査の速報結果から明らかになった。背景には、地域の大卒割合、教育に対する保護者の関心・関与の階層差が影響している可能性があるという。
宮城県富谷市は2022年4月、東北初となる不登校特例校「富谷市立富谷中学校西成田教室」を開設する。富谷市内に在住し、市立中学校に在籍している不登校の生徒20人程度を対象に教科担任が少人数や個別の形態で指導する。9月より生徒募集を開始する。
2021年度(令和3年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を受けて、文部科学省の萩生田光一大臣は2021年8月31日、コメントを発表した。教科調査の結果については「改善の傾向が見られたものがある一方、依然として課題が認められるものがあった」と述べた。
文部科学省は2021年8月31日、小学6年生と中学3年生を対象に実施した2021年度(令和3年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を発表した。新型コロナウイルス感染症による臨時休業期間の長さと各教科の平均正答率との相関関係はみられなかった。
千葉県教育委員会は2021年8月25日、2022年度(令和4年度)千葉県公立高校の第1学年生徒募集定員を公表した。全日制は千葉北や八千代東、成東等16校で募集学級を増やし、募集定員は前年度比400人増の3万1,480人。
文部科学省は2021年8月27日、学校で児童生徒や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドラインを策定し、全国の教育委員会等に通知した。学級内で感染が広がっている可能性が高い場合は、5~7日程度を目安に学級閉鎖を実施するとした。
低年齢層の新型コロナ感染が増えていることを受け、国立感染症研究所は2021年8月25日、厚生労働省の専門家組織において、保育・教育関係者に向けた感染対策を提言した。感染リスクが高い学校イベントの延期や中止の検討、部活動の感染対策強化等を提案している。
新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が変更されたことを受けて、文部科学省は2021年8月25日、小中学校や高校等の設置者に対し、留意事項を通知した。変更後の対処方針では、小中学校や幼稚園等への抗原簡易キットの配布や活用を盛り込んでいる。
学校や子供への新型コロナウイルス感染が広がっていることを受け、政府は休校の判断を適切に行うことができるようガイドラインを策定する考えを示した。2021年8月25日、菅義偉総理が表明した。幼稚園と小中学校には、約80万回分の検査キットを配布する。