大学入試センターは2021年11月14日に開催したシンポジウム「COVID-19の災禍と世界の大学入試」の報告書をWebサイトに掲載した。シンポジウムで報告された5か国の大学入試における新型コロナウイルスの影響について、発表内容や質疑応答をまとめている。
オンライン試験システムを提供し、入試DXをサポートしているサーティファイは2021年11月、受験生の保護者を対象に「新型コロナウイルス前後での受験についての意識調査」を実施。首都圏在住の受験生の保護者約25%が、受験地域を拡大を検討していることがわかった。
東京大学大気海洋研究所は、2021年10月24日、東京大学大学院新領域創生科学研究科、東京大学物性研究所と共同で、オンラインイベント「未来をのぞこう!」を開催する。女子中高生の理系進路選択を応援する。
ベネッセ教育総合研究所は2021年9月6日、「教育・入試改革対応に関する調査」2021年度集計結果報告を公開した。大学入学共通テストについて、半数近くが「例年と変わらなかった」と回答したが、「良かった生徒とそうではない生徒の差が大きかった」との回答も2割を占めた。
全国に27校を展開する医系専門予備校メディカルラボは2021年6月30日、医学部受験専門サイト「医学部受験ラボ」において、2021年度の医学部オープンキャンパスの最新情報を公開した。国公私立医学部全82校の情報を網羅している。
旺文社教育情報センターは2021年5月25日、「2021年入試改革元年コロナ禍入試の記録」をWebサイトに掲載した。英語成績提供システムと共通テスト記述式の導入見送り後、新型コロナが襲い、混乱続きとなった2021年の大学入試についておもな動き等を記録としてまとめている。
2021年度大学入学者選抜において、新型コロナウイルス感染症に対応するため個別試験でオンラインを活用した入試を実施した学部は、一般選抜2.9%、総合型選抜19.1%、学校推薦型選抜18.4%であることが2021年5月24日、文部科学省の調査結果から明らかになった。
2021年1月に実施された第1回大学入学共通テスト(以下、共通テスト)について、「入試改革を考える会」は5月21日、文部科学省内で記者会見を行い、「高校までの学習指導要領を適用させ過ぎている」「思考力を試す問題とはなっていない」等、問題点を指摘した。
全国高等学校長協会は、2022年度以降の大学入学者選抜について文部科学省に要望書を提出した。大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の追試会場を引き続き全都道府県に設置することや、入試方法を変更する際の共通ルール設定等を求めている。
医系専門予備校メディカルラボは2021年3月29日、2021年度国公私立大学医学部入試について動向速報を発表した。2021年度はコロナ禍の特殊な状況下での入試だったが、国公立大学で数年ぶりに志願者数が増加するなど、医学部人気に復活の兆しが見えていると分析している。
京都大学は2021年3月27日、追試験を含めた2021年度(令和3年度)一般選抜(前期日程)合格者数を発表した。学部・学科ごとの合格者数は、法学部310人、理学部308人、医学部医学科107人、薬学部79人など。
東京大学は2021年3月26日、2021年度(令和3年度)前期日程試験の追試験(学力試験)の合格発表を実施した。追試験の受験者は6名。このうち、1名が合格した。追試験合格者の入学手続は3月27日から29日まで。
旺文社教育情報センターは2021年3月18日、2021年大学入学共通テストのビジュアルデータ分析を公表した。思考力系の出題などから、平均点は大幅ダウンが予想されたが、2020年の大学入試センター試験並みにとどまったとして、要因などを分析している。
文部科学省は2021年3月12日、2021年度国公立大学入学者選抜 後期個別学力検査等第1日目第1時限目(受験生個々についての第1時限目)の受験状況を発表した。国立・公立とも欠席率は62.2%だった。
河合塾は2021年2月26日、大学入試情報サイト「Kei-Net」の入試・教育トピックスに「国公立大前期日程の受験状況」と「2021年度主要私立大志願状況」を掲載した。国公立大学前期日程の欠席率は7.1%と上昇し、主要私立大学の志願者数は大幅減が見込まれている。
河合塾は2021年2月19日、大学入試情報サイト「Kei-Net」に2021年度大学入学共通テスト概況分析を公開した。2021年度大学入学共通テストは志願者数・受験者数ともに過去最大の減少率となったほか、7科目型平均点は理系で大きく上昇したが、高得点層は増えていなかった。