大学生の生活費調査、アルバイト収入増加
2024年10月から11月にかけて、全国大学生活協同組合連合会が全国の国公立および私立大学の学部学生を対象に実施した「第60回学生生活実態調査」の結果が発表された。調査は学生の生活、特に経済的側面と大学生の意識や行動を把握し、大学生協の事業や活動の改善に役立てることを目的としている。
明治大、留学奨励助成金を改編…支給額増額
明治大学は2025年2月25日、世界的な物価高騰などといった社会状況の変化を受け、「外国留学奨励助成金」と「トップユニバーシティ留学奨励助成金」の2つの助成金制度を改編すると発表した。改編後の制度は2027年度派遣学生から適用される予定。
高校授業料無償化、53%が公私立ともに賛成
ドリームエリアは、高校の授業料無償化と教育の未来について調査するため、同社が提供する学校業務支援システム「マチコミ」を利用する全国の保護者を対象にアンケート調査を実施し、その結果を公開した。調査は2025年2月21日から2月25日にかけて行われ、7,789名の有効回答が得られた。
海外大学進学フェア2025春、3月に大阪と東京で開催
海外留学推進協会は2025年3月29日に大阪、3月31日に東京で「海外大学進学フェア2025 春」を開催する。海外進学を希望する高校生・大学生とその保護者に進学情報を提供する。アメリカ留学フェア、マレーシア留学フェアも同時開催。
フルブライト奨学金、2026年度募集開始…全額給付も
日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は、2026年度のフルブライト奨学金制度の募集を開始した。今回の募集では、奨学金の全額給付や学士号取得見込み者の応募が可能となるなど、制度の拡充が図られている。奨学金は、日米両国政府の拠出金により運営され、米国の大学院での研究や学位取得を目指す日本人に対して提供される。
私立大の奨学金、調査報告書を公開…日本私立大学連盟
日本私立大学連盟は2025年2月12日、「令和6年度奨学金等調査報告書」を刊行したと発表した。各大学の奨学金制度の実態を調査したもので、多角的な分析によりグラフを用い視覚的にわかりやすくまとめている。
2025年度海外留学支援制度、採択プログラム発表
日本学生支援機構は、海外留学支援制度(協定派遣・協定受入)の2025年度プログラム募集における採択プログラムを発表した。この制度は、日本の高等教育機関と諸外国の高等教育機関が締結した学生交流協定に基づき、短期間での学生派遣や受入を支援する給付型奨学金制度である。2025年度の採択は計1,145プログラム。
多子世帯の大学授業料無償化へ…入学後各校窓口で申請
多子世帯の大学等授業料等を所得制限なく無償化する改正案が2025年2月7日に閣議決定した。授業料・入学金を支援するもので、私立大学であれば年間授業料最大70万円と入学金26万円を減額する。申請は入学後、各学校窓口で受付、採用後は学修意欲と成果を毎年確認する方針。
ZEN大学、奨学金に433件応募…出願者数は3,000人超
日本財団ドワンゴ学園が2025年4月に開学するオンライン大学「ZEN大学」は、独自の奨学金制度を用意している。今回、1次募集に433件の応募があったことを公表した。ZEN大学への出願者数は2025年1月31日に3,000人を超えており、出願者数全体の約20%が奨学金制度に応募しているという。
中学校の制服を完全無償化、所得制限なし…品川区
品川区は2025年2月5日、区立中学校の制服(標準服)を完全無償化すると発表した。学校の制服費用は、教育費の中でも特に負担感が大きいとされていることから、所得制限を設けず、2025年度小学校卒業者から上衣(ブレザー、ジャケット)と下衣(スラックス、スカート)の夏服・冬服の購入費用を無償化する。
スカラシップパートナーズ、留学奨学金の募集開始
RyuLogは、留学に特化した奨学金プラットフォーム「スカラシップパートナーズ」において、新たに「2025年スカラシップパートナーズ留学奨学金」を設立し、2025年1月31日から募集を開始した。「女子」「ITエンジニア志望者」「地方大学出身者」など5コースを設け、多様な留学ニーズに対応する。
アメリカ大学出願エッセイの共通点と相違点…セミナー2/11
アゴス・ジャパンが2025年2月11日に、アメリカ大学出願のエッセイについての無料イベントを開催する。共通エッセイと追加エッセイの違いや重要性を解説する。参加者には具体的アドバイスが提供される。
留学成果報告会「トビタテ!留学JAPAN」2/16
2025年2月16日、文部科学省と日本学生支援機構が主催する「トビタテ!留学JAPAN」の留学成果報告会が、文部科学省で開催される。2024年11月から12月にかけて大阪、東京、オンラインで実施された「留学体験発表会」の優秀賞受賞者を代表する高校生と大学生の計32名が最終プレゼンテーションを行う。
学奨財団、第3期奨学生募集開始…給付金増額
大学生奨学財団(以下、学奨財団)は、2025年2月1日から第3期の奨学生(給付型)の応募受付を開始する。奨学生1人あたりの給付金額は前年より2割増の年間12万円となる。応募は学奨財団のWebサイトから行うことができ、PCとスマートフォンの両方に対応している。
世界17か国対象、Vectra AI奨学金プログラム…賞金1万ドル
カリフォルニア州サンノゼに本社を置くVectra AIは、AIを活用してサイバーセキュリティを強化する方法について革新的なアイデアを持つ世界17か国の高校生、大学生、大学院生を対象にした奨学金プログラムを開始した。Vectra AI奨学金プログラムは、AIの専門家による指導を提供し、次世代のセキュリティ人材を育成することを目的としている。
青森県の大雪、奨学金や支援金申請を受付…JASSO
日本学生支援機構(JASSO)は、2024年12月28日からの大雪による災害で被害を受けた学生らへの支援策を公表した。大雪で災害救助法適用地域となったのは、青森県の10市町村。家計急変採用や緊急・応急採用の奨学金、JASSO災害支援金などの申請を受け付ける。

