2025年度海外留学支援制度、採択プログラム発表
日本学生支援機構は、海外留学支援制度(協定派遣・協定受入)の2025年度プログラム募集における採択プログラムを発表した。この制度は、日本の高等教育機関と諸外国の高等教育機関が締結した学生交流協定に基づき、短期間での学生派遣や受入を支援する給付型奨学金制度である。2025年度の採択は計1,145プログラム。
多子世帯の大学授業料無償化へ…入学後各校窓口で申請
多子世帯の大学等授業料等を所得制限なく無償化する改正案が2025年2月7日に閣議決定した。授業料・入学金を支援するもので、私立大学であれば年間授業料最大70万円と入学金26万円を減額する。申請は入学後、各学校窓口で受付、採用後は学修意欲と成果を毎年確認する方針。
ZEN大学、奨学金に433件応募…出願者数は3,000人超
日本財団ドワンゴ学園が2025年4月に開学するオンライン大学「ZEN大学」は、独自の奨学金制度を用意している。今回、1次募集に433件の応募があったことを公表した。ZEN大学への出願者数は2025年1月31日に3,000人を超えており、出願者数全体の約20%が奨学金制度に応募しているという。
中学校の制服を完全無償化、所得制限なし…品川区
品川区は2025年2月5日、区立中学校の制服(標準服)を完全無償化すると発表した。学校の制服費用は、教育費の中でも特に負担感が大きいとされていることから、所得制限を設けず、2025年度小学校卒業者から上衣(ブレザー、ジャケット)と下衣(スラックス、スカート)の夏服・冬服の購入費用を無償化する。
スカラシップパートナーズ、留学奨学金の募集開始
RyuLogは、留学に特化した奨学金プラットフォーム「スカラシップパートナーズ」において、新たに「2025年スカラシップパートナーズ留学奨学金」を設立し、2025年1月31日から募集を開始した。「女子」「ITエンジニア志望者」「地方大学出身者」など5コースを設け、多様な留学ニーズに対応する。
アメリカ大学出願エッセイの共通点と相違点…セミナー2/11
アゴス・ジャパンが2025年2月11日に、アメリカ大学出願のエッセイについての無料イベントを開催する。共通エッセイと追加エッセイの違いや重要性を解説する。参加者には具体的アドバイスが提供される。
留学成果報告会「トビタテ!留学JAPAN」2/16
2025年2月16日、文部科学省と日本学生支援機構が主催する「トビタテ!留学JAPAN」の留学成果報告会が、文部科学省で開催される。2024年11月から12月にかけて大阪、東京、オンラインで実施された「留学体験発表会」の優秀賞受賞者を代表する高校生と大学生の計32名が最終プレゼンテーションを行う。
学奨財団、第3期奨学生募集開始…給付金増額
大学生奨学財団(以下、学奨財団)は、2025年2月1日から第3期の奨学生(給付型)の応募受付を開始する。奨学生1人あたりの給付金額は前年より2割増の年間12万円となる。応募は学奨財団のWebサイトから行うことができ、PCとスマートフォンの両方に対応している。
世界17か国対象、Vectra AI奨学金プログラム…賞金1万ドル
カリフォルニア州サンノゼに本社を置くVectra AIは、AIを活用してサイバーセキュリティを強化する方法について革新的なアイデアを持つ世界17か国の高校生、大学生、大学院生を対象にした奨学金プログラムを開始した。Vectra AI奨学金プログラムは、AIの専門家による指導を提供し、次世代のセキュリティ人材を育成することを目的としている。
青森県の大雪、奨学金や支援金申請を受付…JASSO
日本学生支援機構(JASSO)は、2024年12月28日からの大雪による災害で被害を受けた学生らへの支援策を公表した。大雪で災害救助法適用地域となったのは、青森県の10市町村。家計急変採用や緊急・応急採用の奨学金、JASSO災害支援金などの申請を受け付ける。
セイコー、あしなが育英会支援の新モデル時計を発売
セイコーウオッチは、2025年2月7日にセイコーセレクションから「2025 Raise the Future Special Edition」を日本国内で発売する。ソーラークロノグラフモデルは4万6,200円(税込)、ソーラー電波モデルは4万9,500円(税込)で販売される予定だ。これらのモデルの売上の一部は、あしなが育英会に寄付される。
キーエンス財団、大学生3,500名に30万円を給付
キーエンス財団は、2025年度「がんばれ!日本の大学生」応援給付金の募集を開始する。給付金額は30万円で、2025年7月25日までに本人名義の金融機関口座へ振り込まれる。募集人数は3,500名程度で、Web登録による予備選考は3月3日から4月16日午前10時まで、本選考は4月22日から5月8日午前10時まで行われる。
レオパレス21奨学生の募集要項を公開…無償入居や給付奨学金
レオパレス21は2024年12月19日、2026年度の「レオパレス21 奨学制度」の募集要項を発表した。この制度は、同社が管理する物件への無償入居または給付型奨学金の支給を通じて、学生の進路選択を支援するもの。2025年4月1日に2026年度奨学生の応募フォームが公開され、同日から7月31日まで募集する。
ニセコ「KIUアカデミー」4月開校…国際標準のバイリンガル教育
京都インターナショナルユニバーシティー(KIU)は2025年4月、北海道ニセコ町に「KIUアカデミーニセコ校」を開校する。バイリンガルや兄弟姉妹などへの学費割引制度のほか、経済的な援助を必要とする家庭には奨学金も用意し、国際標準の教育を展開する。
孫正義育英財団、第9期支援人材を30人募集…支援金給付
孫正義育英財団は、2025年1月15日から3月3日まで、25歳以下の若手人材を対象に第9期支援人材を募集する。選考通過者は財団生として認定され、希望者には支援金が給付される。オンライン説明会は1月27日に開催される予定で、30人程度を財団生として認定する。
行知学園、深圳大学東京校と連携…指定校推薦枠を新設
留学生進学予備校、日本語学校、日本語講師養成講座を運営している行知学園は2024年12月20日、深圳大学(中国)の東京校と提携し、新たに指定校推薦枠を設けたと発表した。奨学金制度もあり、日中間の交流をさらに促進したい考え。

