高校奨学生家庭の貧困問題、可処分所得は全平均の46%
あしなが育英会は2025年3月26日に会本部で記者発表を行い、保護者生活実態アンケート調査の結果を公表した。調査対象となった高校奨学生家庭の平均可処分所得は187万8,000円で、全世帯平均405万8,000円の半分以下であることが明らかになった。
東京都、無利子「育英資金奨学生」募集…高校・高専で1,000人
東京都私学財団は2025年4月2日、都内在住で勉学意欲がありながら、経済的理由により修学が困難な人に、無利子で奨学金の貸し付けを行う「東京都育英資金」の奨学生を募集すると発表した。採用予定人数は、高等学校・高等専門学校で1,000人程度、貸付月額は国公立1万8,000円、私立3万5,000円。
「音成和子育英基金」奨学生募集、年100万円を給付
日本フィランソロピック財団は2025年4月1日、2025年度「音成和子育英基金」給付型奨学生の募集を開始した。鹿児島にゆかりのある学生が対象。応募受付は5月18日まで。
多子世帯の大学無償化、改正法施行…申請は各校の窓口へ
文部科学省は2025年4月1日、3人以上の子供がいる多子世帯の大学授業料を無償化する減免制度の創設などを規定した「大学等における修学の支援に関する法律の一部を改正する法律」を施行した。
海外留学奨学金「スカラシップ60」最大60万円給付
イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンは2025年3月28日、創業60年を記念して創設した「スカラシップ60」の募集開始を発表した。この奨学金は、個人留学を予定する13歳以上の学生を対象に、最大60万円の給付型奨学金を提供するもの。応募締切は2025年5月30日までで、給付総額が1億円に達した時点で終了する。
Z会奨学金、月12万円給付…2026年大学進学者向け
Z会グループの一員であるZ会は2025年4月1日から、2026年に大学進学を予定している高校3年生を対象に「Z会奨学金」の奨学生募集を開始する。奨学金の給付金額は月額12万円で、大学4年間で総額576万円。
奨学金返還支援、自治体と企業の取組み拡大…文科相3/18会見
あべ文部科学大臣は2025年3月18日の記者会見で、筑波大学附属小学校におけるいじめ重大事態事案や、奨学金の返還を支援する自治体や企業の増加について言及した。
ソニー×NYU、次世代クリエイター育成拠点を協働設立
ニューヨーク大学(NYU)とソニーは2025年3月12日、NYUスタインハート校内に「Sony Audio Institute」を設立することを発表した。テクノロジーと音楽、ビジネスの融合領域でイノベーションを促進し、次世代のクリエイターを育成することを目的とする。
ソニー、理工系女子学生へ奨学金給付…申込4/1から
ソニーグループは2025年4月1日より、理工系の女子学生向け支援プログラム「SONY STEAM GIRLS EXPERIENCE」の募集を開始する。返済不要の奨学金を、約10名に年間最大120万円給付する。
東日本大震災から14年、文科省が復興への取組表明
2025年3月11日、文部科学省は東日本大震災から14年を迎えるにあたり、震災で犠牲になった人々への哀悼の意を表明するとともに、被災地の復興に向けた取組みを続ける意向を示した。また、日本時間の3月13日午前8時48分に、宇宙飛行士の大西 卓哉氏が米国クルードラゴン宇宙船15号機で国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げ予定であることなどが発表された。
医学生支援「浦龍利・道雄 医志奨学金」5/11まで
2025年3月12日、日本フィランソロピック財団は、2025年度「浦龍利・道雄 医志奨学金」医学生支援型の奨学生募集を開始した。対象は国内の国公立大学医学部に在学する1年から5年次の学生で、山口県内の指定校を卒業した者。奨学金は給付型で、年額150万円が支給される。
中高大学生向け「JAOS留学フェア2025」3/30
2025年3月30日、海外留学協議会(JAOS)が主催する「JAOS留学フェア2025」が、東京都新宿区の野村コンファレンスプラザ新宿で開催される。午前10時から午後4時までの間、留学エージェント10社と海外6か国の語学学校の担当者が参加し、留学に関する情報を提供する。
新大学2年生対象「給付奨学金」安田奨学財団3/31まで募集
安田奨学財団は、奨学金給付の2025年度日本人学生「一般枠」の募集を2025年3月31日まで受け付ける。2025年度に新2年生に進級する日本人学生および外国籍在留資格保有学生が対象。最大30名に年額120万円が卒業までの最大3年間給付される。
大学生在学生対象、応援給付金…キーエンス財団3,500名募集
大学生を対象とした「がんばれ!日本の大学生 応援給付金」の募集が開始された。キーエンス財団が、日々努力する大学生を支援する目的で2020年に始めたもので、2025年度は3,500名を対象に一時金30万円を給付する。応募者の経済状況は問わず、4年制の学部・学科に所属する学生が対象となる。応募締切は4月16日午前10時。
ヤーマン奨学財団、2025年度奨学生募集開始
ヤーマン奨学財団は、2025年度の奨学生募集を開始した。東京都内の大学に在籍する理系女子学生を対象に、奨学金を給付することで、女性技術者の育成と活躍を支援することを目的としている。2024年度には87名の応募があり、予想を上回る関心が寄せられた。
岩手県大船渡市の大規模火災、被災学生を支援…JASSO
日本学生支援機構(JASSO)は2025年2月27日、岩手県大船渡市の大規模火災による災害で被害を受けた学生等への支援策について発表した。災害救助法適用地域の学生を対象に、給付奨学金の家計急変採用や貸与奨学金の緊急採用・応急採用を実施するほか、奨学金返還者に対する減額返還や返還期限猶予の申請を受け付ける。

